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自治体の皆さまへ

日々是 地域おこし協力隊 活動報告 VOL.5

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埼玉県小鹿野町

◇高山
観光交流館では、週末に小鹿野町への移住や起業を検討される方々向け移住相談窓口を開いております。小鹿野町への移住を検討されている方が増えてきているものの、空き家が少なく小鹿野町外への移住をされるケースがございました。空き家バンク制度もありますので、空き家貸出を検討されているといった方がいらっしゃいましたら、情報をいただけますと嬉しいです。
町内の柑橘やハーブを使用した、秩父トムジンが移住関係の記事にて紹介していただけました。お酒もフックとして、小鹿野町の事を知っていただける様にできたら嬉しいです。

◇佐々木
山椒畑の草刈りに自走式草刈り機(ハンマーナイフ)を本格的に導入しました。
傾斜地でも使用でき、作業時間も短縮できるため、作業効率を上げることができました。根本付近の草刈りは手作業となりますが、山椒畑の拡張に大きく貢献しそうです。

◇田中
8月の親子ワーケーションを前に、食育で提供する食事の試作を行いました。献立は基本の定番和食。食材選びや調理のポイントを押さえるだけで、見慣れた料理がマクロビオティック料理に変身します!とても簡単で、それでいて味わい深く、そして体の調子を整えてくれる、マクロビオティックは家庭でも大活躍する日本伝統の知識と技術の集大成なのです。マクロビオティックは海外での認知度の方が高く、健康指向・ヴィーガン指向も手伝って、今海外の方を中心に広がりを見せています。日本にお越しの外国人の方は和食(マクロビオティック料理)への関心が高い方が多いので、そういった方々を惹きつけるマクロビオティック料理を提供し、ワーケーションメニューと組み合わせての関係人口創出を考えています。

◇金子
梅雨も明け、暑い日が続きます。早朝に作業をしていても、あっという間に汗だくです。40年前のデータを見てみると、体感としてだけではなく、実際に気温が高くなっています。ミツバチに対しても人間に対しても、以前と違う対策が必要だと感じています。

◇野村
小鹿野町には年間通して遊べる施設がたくさんありますが、それがどこにあり、どのようなことをできるのか知らない観光客も多いです。かくいう私も知りませんでした。
もっと小鹿野町にある素敵な体験施設を知って楽しんでほしいという思いから「小鹿野町内and近隣にある体験施設一覧表」を作成しました。こちらは道の駅両神温泉薬師の湯の直売所に掲示してあります。どんな施設があるのか気になった方は直売所にお越しください。また、この一覧表を店内に掲示又は設置してくださる方も募集しておりますので、お気軽に野村までお声かけください。

◇等々力
【小鹿野の自生ワサビ(2)】
僕は、アブラナ科栽培植物の進化を研究する文理融合型の学際研究チームに所属しており、その意味でもしゃくし菜をはじめとした秩父地域のアブラナ科作物には多大な関心を払っています。近年、岐阜大学の山根京子先生の研究グループの精力的な活動で、ワサビのDNA分類研究が格段に進んできています。その中で、前回お話した中国の[*]と日本のワサビが、およそ500万年前に枝分かれしたことがわかりました。さらに、この誕生直後のワサビの最古の集団が、岐阜県で発見されました(残念なことに、道路工事でその一部が消失しました)。以前お話したように、伊豆・小笠原弧の本州への衝突はちょうど600万年前に開始しました。場所も本州中部。ワサビの進化は、地球科学的にもさまざまな興味深い問題提起をしているといえるでしょう。
ちなみに小鹿野の500万年前は、古代の海が消滅して以降、荒川が誕生して段丘を形成するまでの「空白の時間」となっています。(写真:毘沙門水に小鹿野産のワサビを展示させていただいております。)(続く)

◇掛川
今年から稲作に初めて挑戦しています。青々とした稲の美しい姿に、幼い頃に田んぼで遊んだ記憶が蘇ります。農薬・肥料・除草剤・堆肥は不使用。秋の黄金色の風景が待ち望まれます。

[*]は環境依存文字を含みます。正式表記は本紙をご覧ください。

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※詳しくは本紙をご覧ください。

問合せ:
・総合政策課
【電話】75-1238
・産業振興課
【電話】75-5061
・クライミングパーク神怡舘
【電話】26-7805
・まちづくり観光課
【電話】75-5060
・地域商社推進室
【電話】72-8080
・生涯学習課
【電話】75-0063

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