お世話になります。小鹿野アートプロジェクト実行委員の大西です。急に寒くなりましたが、食欲の秋、芸術の秋を楽しみましょう!
■公演タイトル決定! サーカス歌舞伎「尾ノ内沢の龍」
12月15日(日)小鹿野文化センターにて上演。今後ともますます応援のほど、よろしくお願いします。
■地元制作チーム「バンビ隊」結成
バンビ隊とは、小鹿野アートプロジェクトの主催するサーカス歌舞伎「尾ノ内沢の龍」公演を支える、現地制作ボランティアです。
世代・職業・地域を超えた自主的な組織として、幅広い年齢層のメンバーが文化芸術を通じた地域づくりの担い手として活躍できる場を創ることを目指しています。
主な活動の内容は、アーティストや地域の方と交流をしながらの、公演のお手伝いや、リハーサル風景の記録撮影など、様々な経験ができるのが魅力です。活動は一日からでも参加可能です。
小鹿野町は、過疎高齢化などの課題を抱える地域です。バンビ隊は、世代を超え、新たな交流を生み出すことで、地域づくりの大切な要としての役割も担っていけると考えております。
◇ピックアップ ~飯塚鮎子さん(越後屋旅館)にインタビューを行いました!~
(1)アートプロジェクトについてどう思っていますか?
楽しみ~♪こんな素晴らしい企画、都内にいる娘たちも呼び寄せます!そして1人でも多くの方に見ていただきたく、ぜひ小鹿野の宿に宿泊してご観覧くださいませ~と宣伝いたします!
(2)小鹿野町の良さで再発見したこと
小鹿野愛にあふれ、多方面で活動してくださっている多くの方の存在を改めて感じています。素晴らしいことです
(3)応援メッセージ
仕事がら土日に全く動けず、残念ながらお二人の生のパフォーマンスを未だ見られていないのですが、プライベートやSNSですっかりお二人のファンです 小鹿野にきてくださったことが奇跡!応援しています!!
■ワークショップ開催
11月17日(日)竹あかりワークショップを行います。自分の作った竹あかりが舞台を照らし、作品の一部となることを楽しんでいただけたら幸いです。
時間:13:00~17:00(ご自分の都合の良いときにお越しください。)
場所:旧両神中学校体育館
また、直接は行けないけどこんなデザインを彫って欲しい!という案もお待ちしております。紙に描いていただいてもデータでも構いません。お申し込み、お問い合わせお待ちしております!
■創作日誌 高橋はくせい 高橋 章様
今回の公演でキーとなる「龍」の制作を依頼いたしました。
通常は実在する生物に命を吹き込む剥製師が、龍をどのように表すのか。高橋さんの剥製師としての向き合いかたから、たくさんの学びがありました。全部は書ききれないのですが、心に残った言葉を抽出いたします。
大西:なぜ今回の依頼を引き受けたのですか?
高橋:昔田ノ頭の雨乞い祭りででかい龍を作った。それを聞いた村岡君が、うちに来たから。
大西:なぜ龍を作ろうと思ったのですか?
高橋:昔から好きだったから。
大西:龍のこだわりを教えてください。
高橋:まず目を見てくれ。これはワニの目を使った。龍の黒目は縦だから。ま、なかなかここまで見る人はいないけど(笑)。かぶれるようにって言われたから、最初は発泡スチロールで作ろうかと思った。けれど、近くで見て写真を撮るっていうから、木彫りにした。木目を活かすために杉にした。(鹿の角を当てながら)龍の牙ってのは、噛んだときに下顎の歯が前に出なきゃダメなんだ。髭は3本。1本じゃダメなんだ。針金が入ってて形を変えられるから、場面によって使い分けてくれいな。大将(村岡)が被って手を離せるように作ってあるから。大事にしてやってくれな。
ワニの義眼、スゲの髭、山鳥の鱗、鹿のツノの牙、杉の木の木目から生まれる神秘的な表情。実在の動物を剥製にされている高橋さんが架空の龍をどのように捉えているんだろう、という疑問が吹っ飛ぶくらい、龍は実在することを感じました。
そして剥製師の高橋さんと、アーティスト村岡友憲の考え方の共通項が多くて驚きました。この二人の合わせ技が当日見られるのが楽しみです!
引き取る際、我が子を送り出すように最後まで見送ってくださいました。言葉を並べましたが、百聞は一見にしかず。
高橋章さんのこだわりと優しさが詰まった龍。それを身体全体で操る村岡友憲。ぜひ劇場へ会いにきてください。
■最新情報はここで!
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■各種連絡先
小鹿野アートプロジェクト実行委員会 事務局(総合政策課)
【E-mail】ogano.artproject@gmail.com
※本事業は宝くじ助成金で実施しています。
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