総額 73億6千9百万円(前年度比 3.8%増)
本町の財政は、厳しい状況でありますが、町民が希望をもって住み続けられるよう、町が抱える課題に挑み、「文化の香り高く将来に躍動するまち」の実現に向け、稼ぐ視点に基づいた若者・女性に選ばれるまちづくりを重点事業として、令和6年度の予算を編成してまいりました。令和6年度予算は、73億6千9百万円、前年度比較2億6千9百万円の増となり、町議会3月定例会で可決されました。
■主な事業の内容
◇人口減少にまけない 小さくても輝き続けるまち
・若者世帯の住宅取得に対し奨励金を交付[若者世帯マイホーム取得促進事業]
・空き家利用者が行う改修費用や空き家所有者が支払う仲介手数料などに対し補助金を交付[空き家利活用推進事業]
・町内の女性グループが中心となり、女性をターゲットにしたイベントの企画・開催[小鹿野町出会い創出プロジェクト]
・若い女性が町民をきっかけとして転入した際に、転入者及びその町民に対し奨励金を交付[つなごう!ウェルカム女性ハッピー・ターン事業]
・子育て世帯へ居住するための土地を提供した売主に対し奨励金を交付[未来のために土地売ろう!キャンペーン事業]
・町内に居住しながら企業等に就職した新規学卒者及び若年移住者に対し奨励金を交付[新規学卒者等就職支援事業]
◇かがやく未来へ おがの人づくり
・おがのこども園において、日常的に楽しく英語に触れられる環境を整備[おがのこども園Englishプロジェクト]
・小鹿野小学校西側フェンス改修やスクールバスロータリーの整備[学校施設整備費]
・新小鹿野小学校に設置する校章や校歌、校旗などの作成、閉校及び統合記念事業を実施[学校統合事業費]
・ようばけ対岸の境界測量業務を実施[指定文化財管理費]
・歌舞伎公演で使用する音響設備の更新や全国地芝居サミットを開催[歌舞伎のまちづくり事業費]
・小鹿野文化センター大ホールの照明設備改修事業を実施[文化センター施設整備費]
◇快適で安心して暮らせる環境の整備
・町道の橋梁定期点検業務及び檜橋の修繕工事を実施[道路メンテナンス事業費]
・町道117号線や町道141号線など4路線について、舗装及び改良事業を実施[町単独道路整備事業費]
・町道91号線拡幅事業や町道49号線歩道設計業務を実施[社会資本整備総合交付金事業費]
・県が大塩野地区や薬師堂地区などで実施する急傾斜地崩壊対策事業に対し負担金を支出[急傾斜地崩壊対策事業費]
・消防団第一支団第七分団の詰所の設計業務や用地の測量及び購入を実施[消防施設維持管理費]
◇本町の自然や特性を活かした地域経済の創生
・町の自然の有効活用と保全を目的に策定した「地域自然資産活用整備計画」に基づく事業を実施[両神山自然環境整備事業]
・女性向けにリモートワークなどの働き方ができる環境を整備[女性の就労支援・コミュニティ形成事業]
・町の公用車としての活用を図りながら、町民や観光客が自由に利用できる車両を整備[カーシェアリング事業]
・町若手職員や町内企業に勤務する若者などで、観光案内所のリノベーションを実施[観光案内所改修事業(DIY事業)]
・越谷市との共同事業として「こしがや・おがの交流の森」整備事業を実施[森林環境譲与税運用事業費]
・森林管理道串脇線改良工事及び藤指線の改良工事を実施[森林管理道改良事業]
◇すべての世代に配慮された社会保障の充実
・第1子及び第2子の出産に対し5万円、第3子以降の出産に対し50万円を支給[子育て支援金給付事業費]
・町内公立学校に通う児童・生徒に給食費及び教材費の一部を補助[義務教育支援事業費]
・町内から町外の高校や町外から小鹿野高校に通う学生の通学費に対する補助金を増額して実施[通学費助成事業]
・敬老祝金に替えて、85歳以上の人を対象に、毎年3千円の商品券の支給と100歳の人に5万円を支給[いきいき100歳応援事業]
・敬老会に替えて、75歳の人を対象に敬老の意を表する事業を実施[75(しちご)さんの集い開催費]
◇その他の事業
・町道91号線拡幅事業に伴い、小鹿野小学校校庭内にある用水記念碑の移設工事を実施[町有施設等維持管理費]
・令和7年度に秩父ミューズパークで開催される全国植樹祭に向けた準備や記念品作成業務を実施[第75回全国植樹祭事業費]
・全国及び地域別の世帯の消費・所得・資産などの水準、構造、分布などを明らかにする調査を実施[全国家計構造調査費]
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