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自治体の皆さまへ

日々是 地域おこし協力隊 活動報告 VOL.12

10/27

埼玉県小鹿野町

◇宇佐川
「みんなの学校in公民館」を2/24(土)、25(日)、3/23(土)、24(日)に開催し、お陰様で、無事に1年間にわたる活動を終えることができました。年間を通して、11回(17日間)開催させていただきました。
作りて(「やってみたい!広めたい!」の想いから、活動やサークルを作る人)の方々には、総勢27名(もしくは団体)の皆さんに、ご応募・ご参加いただき、企画や活動を行っていただきました。内容は、《地域》の歴史講座や映画上映会、魅力を発掘する企画、郷土料理を元にした商品開発を考える企画、《子育て》に関する講演会、《生物》に触れる企画、町の《観光》を考える企画、魅力的な「人」にスポットを当てる企画、「大人のための」《調べる学習》、「音楽(ミュージカルなどのレクチャーコンサート、合唱、Jazz)」、「演劇」、「絵画」、「折り紙」、「世界のボードゲーム」、「茶道」、「紙芝居」、「ものまね」といった《文化やアート》に触れる教室、ウクライナなどの《異文化》に触れる教室、《料理》を通して食や生活を考える教室や、《エネルギー》を通して社会のあり方を考える企画、「気功」「瞑想」「ヨガ」といった《身体》に関する教室、「モルック」や「e-スポーツ」といった《スポーツ》に関する教室まで、想い想いに、多岐に亘った企画を行っていただきました。また、参加者の皆さんには、町内の皆さんはもとより、町外からお越しになっていただいた方を含めて、延べ900名程の方々にご参加いただくことができました。
今年度、ご参加いただいた皆さん、ご興味をもっていただいた皆さん、そして、企画や活動を展開してくださった皆さん、本当に、ありがとうございました。引き続き、何卒、宜しくお願いいたします。(写真は、「9月みんなの学校」時に、作りての皆さんで撮った集合写真です。)
※写真は本紙10ページをご覧ください

◇等々力
《中新世の小鹿野7-2》
この広報をお読みになっている大人の方であれば、10年前にはすでに物心がついていたでしょう。中には20年前、30年前、と数えることのできる方もいるでしょう。10年単位で時代を区切ると、個人の歴史の流れを把握することができます。10年ひと昔と申しますが、連続していて昨日と今日はぜんぜん変わっていないと思っていても、10年単位で切り取ると、自分の変化に驚かされるということはよくあることです。驚くということは、10年間をきちんと把握できていなかったことにほかなりません。10年すらきちんと把握できる人は少ないのですから、小鹿野が海であった1500万年前が「よくわからない」のも、不思議ではありません。でもこれで終わってしまったのでは元も子もありませんから、もう少し深堀していきましょう。カリフォルニアに、サン・アンドレアス断層(系)という有名な横ずれ断層があります。この断層をまたいでつくられたフェンスが、100年間で数m横にずれてしまっている例があります。これなどは、3世代前の先祖あたりがフェンスをこしらえているでしょうから、まっすぐにつくったはずの柵がどんどんずれていくということは、いちいち観測しなくても、おじいさん・おばあさん世代の方が語り継いでくれるでしょうし、長く生きていれば自分でも実感できるでしょう。地球の営みを身近に感じることのできる好例であると思います。
[追記]ところでそのカリフォルニアから『ご冗談でしょう、ファインマンさん』(岩波書店)を書いた古い友人のラルフ・レイトンが春に来日します。小鹿野でリチャード・ファインマンに関する小さな講演をしてもかまわないと快諾してくれました。ご興味のある方はこちらにご連絡ください。
(【メール】todoriki2004@yahoo.co.jp)

◇野村
1月に青梅市で鹿皮で紙を作っている方に会いに行きました。中世のヨーロッパでは羊皮紙という動物の革を使った紙が使用されていました。それを鹿皮に応用して、紙を作っているそうです。小鹿野町の方にもご協力いただき、2月から鹿皮の紙作りに取り組んでいます。どんな風に出来上がるのか、ちゃんと紙になるのかもわかりませんが、楽しみながら取り組んでいます。

▽地域おこし協力隊
「小鹿野町地域おこし協力隊」の活動はFacebookで!
※詳しくは本紙10ページをご覧ください。

問合せ:
・産業振興課
【電話】75-5061
・まちづくり観光課
【電話】75-5060
・地域商社推進室
【電話】72-8080
・生涯学習課
【電話】75-0063

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