こんにちは 町長です

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◆長若集学校(旧長若中学校)がオープンしました
令和4年12月にプレオープンしていました長若集学校が3月17日に正式オープンしました。
この長若集学校は、中古パソコンの販売等を業とするリングロー(株)に旧長若中学校を貸与し、空き校舎と学校をITと地域の力で再生し、様々な「おかえり」体験を提供できる「おかえり集学校プロジェクト」としてスタートしていました。このプロジェクトは地元のシンボルであった学校を起点に地域をもう一度元気にすることを目指すもので、この集学校が提供できる価値として、集う、学ぶ、相談する、遊ぶ、楽しむ、働くことをあげています。
このプロジェクトを立ち上げたリングロー(株)の強みを生かして長若集学校を地域の「ITなんでも相談所」として、スマホを使ってみたいけど近くに訊ける人がいない、急にパソコンの調子が悪くなって困った時などに気軽に相談できるITに関する「寺子屋」でもあり「駆け込み寺」などの機能を果たすことを目指しています。
また、長若集学校は元中学校であったことから、多くの方が学び育った場所であり、すべての人に開かれたオープンスペースとして、ちょっとした休憩での立ち寄りや、お友達とお茶を飲みながらのおしゃべりなども大歓迎とのことです。そして、地元の皆さんが楽しめるイベントなどを開催し、「行けば誰かに会える」、「行けば何か楽しいことがある」場所を目指しています。
更に働く場として、長若集学校の正式オープンに併せて町と(株)LIFULL※と一般社団法人おかえり集学校(リングロー(株)から分社した法人)の3者で、「子育て世代の新しい働き方創出に関する包括連携協定」を締結し、長若集学校を拠点に子育て世代のデジタル人材の育成、子連れワークが可能なオフィスの整備、子連れワークに取り組みたい子育て世代のコミュニティの形成、リモートワークでの受注が可能な業務の掘り起こしに関することなどを取り組むこととしています。
いずれにしても、長若集学校をまず町民をはじめとする多くの皆様に知っていただき利用していただくことが大事であり、新しいコミュニティの拠点としてのかつての賑わいが戻ってくることを期待しています。

※(株)LIFULLとは
この会社は、グループとして世界63か国でサービスを提供しており、不動産・住宅情報サービスをはじめ、空き家の再生を軸とした地方創生事業、シニアの暮らしに寄り添う介護事業などの様々な事業活動を展開しています。町では今回の3者協定と同時に、この会社とも「地域活性化に関する包括連携協定」を締結し、移住・定住促進に向けた情報発信に関することや、お試し移住体験施設への集客に関することなどについて、協力して推進していただけることとなりました。

小鹿野町長　森　真太郎