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自治体の皆さまへ

日々是 地域おこし協力隊 活動報告 VOL.13

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埼玉県小鹿野町

◇等々力
《中新世の小鹿野7-3》
地球表面は横方向にも縦方向にも動き続けています。それは前回お話したように目でみて実感できることもあるでしょうが、観察してはじめてわかる変化の方が多いので、一般には気づかれにくいのも不思議ではありません。ミューズパークがある平坦地は、50万年ほど前は荒川の河原であったと考えられています。つまりこの50万年で200m近く隆起したのです。この隆起速度は1年当たり0.4mmと小さな値ですが、サン・アンドレアス断層と同じで、雨が降ろうが槍が降ろうがやむことなく続いてきたため、50万年では200mにもなるわけです。たゆまぬ努力が大きな成果を産むこととどこか似ています。織田信長が好んで舞ったといわれる、室町時代に流行した幸若舞に「敦盛」という謡曲があります。源平合戦の際、心ならずも若い武将・平敦盛を討たねばならなかった熊谷直実を題材にした作品です。その一節に有名な、「人間五十年、化天のうちをくらぶれば、夢まぼろしのごとくなり(五〇年の人生は、化楽天の人々にくらべたら、幻のようなものだ)」があります。「化天」とは化楽天、つまり仏教における天界の一つ、地上から数えて5番目の天の世界で、そこに住む人々は八千歳の寿命があるそうです。このような謡をつくる人は、ものごとにはそれぞれ固有の歳のとり方があることを認識していたと考えることが自然です。更に、元になった仏教説話はもっと古いでしょうから、人類はかなり古い時代から相対的に異なる時間軸があることに気づいていたといって良いでしょう。

◇田中
いよいよ3年目となる本年は、町民のみなさまへの感謝をします。込めて、特別講座を開講いたします!その名も「食養自主健康講座」。健康寿命を伸ばすには!?最近気になるアレコレ、どうしたらいい!?毎回テーマ別にお届けする、食事や生活にまつわる特別講座です。座学中心の講座と調理実習を含めた講座を展開する予定。どうぞ奮ってご参加ください!

◇宇佐川
「おがの発・大人の学校」では、みんなの学校での企画などがきっかけとなり、作りてさんの想いから、地域の内外で活動を展開される「作りて活動」が展開されています。(「サークル活動」「プロジェクト活動」といったイメージに近いものです。)
「モルック部」は、フィンランドで生まれた、老若男女楽しめる木を倒すボーリングのような生涯スポーツ「モルック」を通じて、地域の活性化にも寄与されています。現在、定期的に小鹿野小学校の校庭等で「体験会」を開催しています。また、5月26日(日)には、初心者大歓迎の「モルック大会」を小鹿野小学校で開催します。ぜひ、あなたも、エントリーしませんか?詳しくは、生涯学習課へお問い合わせください。(写真は、3月10日(日)に開催されたモルック大会に出場した際のメンバーの集合写真です。64チーム中、下位トーナメント3位に入賞しました。)
※写真は本紙12ページをご覧ください

◇野村
2月から取り組んでいた鹿皮の紙作りですが、無事に完成しました!作業を始めてからおよそ1か月。たくさんの方にご協力いただき作り上げることができました。多少の失敗はありつつも、その失敗は次回の紙作りに活かしたいと思います。
また、出来上がった鹿皮の紙に絵を描くことになりました。鹿皮の紙にどんな絵が描かれるのか、ぜひ楽しみにしていてください!

[地域おこし協力隊とは?]
地域おこし協力隊は、地方公共団体が都市地域から過疎地域等の条件不利地域に住民票を異動し、地域ブランドや地場産品の開発・販売・PR等の地域おこし支援や、農林水産業への従事、住民支援などの「地域協力活動」を行いながら、その地域への定住・定着を図ることを目的とした取組です。隊員は地方公共団体の委嘱を受け、任期はおおむね1年から3年です。
国の制度を根拠とし、地方公共団体が地域おこし協力隊を委嘱、報償費等を支払い、国は特別交付税により、その経費等を財政支援します。
※地域おこし協力隊の制度の詳細は、総務省ホームページをご覧ください。

▽地域おこし協力隊
「小鹿野町地域おこし協力隊」の活動はFacebookで!
※詳しくは本紙12ページをご覧ください。

問合せ:
・産業振興課
【電話】75-5061
・まちづくり観光課
【電話】75-5060
・地域商社推進室
【電話】72-8080
・生涯学習課
【電話】75-0063

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