◇等々力
《中新世の小鹿野7-4》
このように少しづつ、しかしたゆまず変化し続けている地球の動きは、以前お話ししたように10年単位で区切ってさかのぼったところでたいして捉えることはできません。10年単位は、先述したように個人の変化をみるスピードとしてはちょうどよいサイズなのです。ビデオの早回しのスピードをもっと早めて、だいたい人間の寿命である100年単位で区切ると、今度は人の世の変化がよく解るようになります。100年で長さを区切って、そのころの人が何をしていたのかどんな格好をしていたのかを調べると面白いのでぜひやってみてください。では地球の動きをみるためには、ビデオの倍速をどの程度早めたらよいでしょう?僕は自分で1年から10億年まで、10倍刻みで倍速スピードを試しましたが、地球の動きをみるのに適したスピードは100万年から1000万年でした。それより遅いとゆっくり過ぎてイライラし、それより早いと変化が激しすぎてワケが分からなくなります。次回はその間をとった500万年づつの倍速スピードで、小鹿野町と日本列島をみてみたいと思います。この500万年前とは、ちょうど中新世が終わった時代であることを憶えておいてください。
◇田中
いよいよ今月から「小鹿野マクロビオティック健康塾」と称した料理教室の第一期が始まります。皆さんの毎日の生活を変える、食に対する新たな目線と技術を、この機会に身につけてみませんか。気になる回だけ、聴講だけでもご参加可能です。どうぞお気軽にご参加ください。
農薬・化学肥料・動物性肥料を使わずに育てられた、お米や旬のお野菜と伝統食品を活用してのお食事付きです。楽しみながら、一緒に学んでいきましょう。詳細は、募集ページをご覧ください。30日にご参加の場合は、「みんなの学校」との共同企画ですので、他の企画も楽しめますよ。
◇野村
2月から作成していた鹿皮の紙に絵を描いていただいています。それと並行して2枚目の鹿皮の紙も作成しています。こちらは完成したらランプシェードにできないか模索中です。廃棄されることが多い鹿皮を活用して、新たな小鹿野町の観光資源にできるように取り組んでいます。
[地域おこし協力隊とは?]
地域おこし協力隊は、地方公共団体が都市地域から過疎地域等の条件不利地域に住民票を異動し、地域ブランドや地場産品の開発・販売・PR等の地域おこし支援や、農林水産業への従事、住民支援などの「地域協力活動」を行いながら、その地域への定住・定着を図ることを目的とした取組です。隊員は地方公共団体の委嘱を受け、任期はおおむね1年から3年です。
国の制度を根拠とし、地方公共団体が地域おこし協力隊を委嘱、報償費等を支払い、国は特別交付税により、その経費等を財政支援します。
※地域おこし協力隊の制度の詳細は、総務省ホームページをご覧ください。
▽地域おこし協力隊
「小鹿野町地域おこし協力隊」の活動はFacebookで!
※詳しくは本紙8ページをご覧ください。
問合せ:
・産業振興課
【電話】75-5061
・まちづくり観光課
【電話】75-5060
・地域商社推進室
【電話】72-8080
・生涯学習課
【電話】75-0063
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