町では、町民の安心安全の拠点として、利用しやすく小鹿野町らしい庁舎を整備することを目的として庁舎建設に取り組んできました。開庁後は、高い耐震性があり自然災害等に対応する防災拠点となっているほか、環境性能を備え、環境に配慮した庁舎になっています。
■新庁舎の概要
◇町民サービスの向上
役場に用事がない人でも利用できる「町民ラウンジ」が正面玄関脇に設けられています。町民窓口はパサージュ(通りにわ)に面して配置され、色分けされた窓口表示により遠方からでもわかりやすいデザインになっています。また、バリアフリーを徹底しすべての人が快適に利用することができています。
◇高い耐震安全基準と防耐火性能
新庁舎は耐震基準の1.5倍の耐震性が確保されています。また、建物は一般的な木造建築(裸木造)よりも防火性能が高い準耐火構造で整備されています。
◇災害時の備え
災害などによりインフラが断絶した場合でも庁舎の機能を維持するため、バックアップ対策を講じています。また、庁舎屋根には、約70kwの太陽光パネルが設置されていて災害時の電力供給も担います。
電源確保:太陽光発電設備、非常用発電機(3日間の燃料備蓄)
通信接続:防災無線(インターネット接続、衛星通信)
飲料水:受水タンク(3日間の備蓄)
トイレ:受水タンク(3日間の備蓄)
◇環境にやさしい庁舎
省エネ型照明器具や高効率空調設備などの省エネ機器の導入や庁舎の高気密・高断熱化等により、エネルギー消費量を75%以上削減した建築物に与えられるnearlyZEBの認証を取得しました。これに伴い、庁舎の光熱費を建て替え前より削減することができました。
◇旧庁舎との使用量比較 (1年間分)
※電気は近年の電気料高騰に伴い使用量のみ記載しています。
問合せ:総務課
【電話】75-1221
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