新 地域おこし協力隊通信 第15回

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各隊員の活動を詳しくお伝えする地域おこし協力隊通信。第15回は金子小百合さんの活動を紹介します。

こんにちは。産業振興課に所属し養蜂を中心として活動しています、金子小百合です。
2022年に着任し今年度で3年目。協力隊として活動できるのも、残り1年を切りました。小鹿野町に来たばかりの頃は、仕事だけではなく暮らし方や気候も今までと違って戸惑うことも多くありましたが、少しずつ地域の方との交流も増えて、地に足がついてきたような気がしています。
養蜂は全くの未経験という状態にもかかわらず、地域の養蜂家の皆さんが新参者の私を排除することなく、様々な事を教えてくださっているおかげで、養蜂の面白さや奥深さを知ることができていますが、反面、生き物や自然が相手で思うようにいかないことも多く、生計を立てていくことの難しさを痛感しています。
小鹿野町で採れる蜂蜜の美味しさに自分自身がとても感動し、これを多くの人に広めたいと思い、通信販売にも力を入れています。
今まで小鹿野町を知らなかった人が蜂蜜を通じて足を運んでくれることもあります。何度も来てくれるようになるのは、この地域に魅力があるからだと感じています。
養蜂以外でも、地域の木材を使用したダリアブロックの製作に取り組んできました。当初想定していなかった活動でも、チャレンジしていく中で、助けてくれる人や声をかけてくれる人も増えて、とても大きな財産になりました。
小鹿野町に来てから、毎日の生活の様子を週に一度ブログで紹介しています。地元にいると当たり前で特別ではないように思えることでも、外から見ると実はとても貴重で興味深いことがたくさんあります。今後も自分の生活をありのまま発信することで、地域の魅力も伝えることができればと思っています。また、特別な能力や経験、後ろ盾がなくても、私自身が生活を成り立たせていくことで、微力ながら、小鹿野町で新たな挑戦をしてみたいという人の背中を少しでも押すことができればと思っています。

・はちみつ屋こっちブログ
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