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自治体の皆さまへ

日々是 地域おこし協力隊 活動報告 VOL.16

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埼玉県小鹿野町

◇等々力
《中新世の小鹿野7-6》生物進化
この時代にはどんな動物がいたのでしょうか?埼玉県立自然の博物館の山岡勇太博士によると、秩父地域からは貝類だけで150種ほどの化石がみつかるそうです(Arai&Kanno 1960 Tertiary System Chichibu Basin_Sediment Palaeontology参照)。数としては他の地域の中新世の貝類の数と比較して平均的ですが、かなり特徴的な貝が生息する場所であったようです。日本列島全体を俯瞰して中新世の動物相を比較する研究は、ようやくスタートしたところ、とのこと。今後の進展が楽しみな分野です。このころの生物相は現在とかなり近く、中新世の具材で海鮮丼をつくっても、見分けがつく人はほとんどいないでしょう。あと小鹿野の海の動物としてパレオパラドキシアを忘れてはなりません。パレオパラドキシアは、まさに中新世を生きた生物で、北半球の太平洋沿岸に生息していました。以前は、ゾウなどのアフリカ獣類に近縁と考えられていましたが、現在ではウマやサイなどのローラシア獣類に近縁である、と考えられはじめています。これもDNAによる分子系統解析がまたれるところです。ところで、先月試した500万年というスピードは、生物の進化をみる時計としては、早すぎます。進化をみるためのビデオのスピードは、10万年から100万年くらいがちょうど良いでしょう。(写真は瑞浪市化石野外学習地の貝化石)
※写真は本紙13ページをご覧ください

◇野村
鹿皮の紙を使って行燈を作成しました!試作段階ではありますが、行燈は道の駅両神温泉薬師の湯に設置して長期間使用した変化をみています。薬師の湯をご利用の際は鹿皮の紙を使った行燈を探してみてください。

◇田中
6月より始まりました「小鹿野マクロビオティック健康塾」、第一回目はお陰様で大変盛況でした。皆様にご参加いただき、誠にありがとうございました。町内だけでなく、隣町や離れた町からもご参加いただいております。皆様が健康と食の関係にどれだけ関心があるかがうかがえる、賑やかな回となりました。興味を持っていただけて、とても嬉しいです。お役に立ちますよう、次回も頑張ります!
今月は、本講座第三回目の開催がございます。気になる回だけ、聴講だけでもご参加可能です。どうぞお気軽にご参加ください。楽しみながら、一緒に学んでまいりましょう。詳細は、募集ページをご覧ください。

◇宇佐川
毎月、年齢を超えて[どなたでも参加可能な]「月1みんなの学校in公民館」を、昨年度に引き続いて開催中です。今年度は、5月12日(日)に初開催し、6月は29(土)、30日(日)と2日間、7月は28日(日)に開催し、昨年度から併せて13回目の開催となりました。
「みんなの学校」では、引き続き、「世代や垣根を超えた交流と居場所づくり」「学びたいことや教えたいことの発掘」を大切にさせていただいています。ぜひ、[参加や、作りてへのご応募]をしていただけましたら幸いです。次回の「みん学」は8月31日(土)、9月1日(日)を予定しています。詳細は、回覧板のチラシをご参照ください。(写真は、今年度行われた『小鹿野の歴史よもやま話』の様子です。)
※写真は本紙13ページをご覧ください

[地域おこし協力隊とは?]
地域おこし協力隊は、地方公共団体が都市地域から過疎地域等の条件不利地域に住民票を異動し、地域ブランドや地場産品の開発・販売・PR等の地域おこし支援や、農林水産業への従事、住民支援などの「地域協力活動」を行いながら、その地域への定住・定着を図ることを目的とした取組です。隊員は地方公共団体の委嘱を受け、任期はおおむね1年から3年です。
国の制度を根拠とし、地方公共団体が地域おこし協力隊を委嘱、報償費等を支払い、国は特別交付税により、その経費等を財政支援します。
※地域おこし協力隊の制度の詳細は、総務省ホームページをご覧ください。

▽地域おこし協力隊
「小鹿野町地域おこし協力隊」の活動はFacebookで!
※詳しくは本紙13ページをご覧ください。

問合せ:
・産業振興課
【電話】75-5061
・まちづくり観光課
【電話】75-5060
・地域商社推進室
【電話】72-8080
・生涯学習課
【電話】75-0063

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