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文化財ノート No.77

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埼玉県小鹿野町

■第5回甲源一刀流顕彰剣道交流会開催(9/7)
両神薄小沢口にある甲源一刀流は、江戸時代後期、天明・寛政の頃、甲斐源氏を祖とする逸見太四郎義年(1747~1828)が創始した一刀流の一派です。現在は当主義清氏に受け継がれています。
流祖義年が建てた甲源一刀流逸見氏練武道場「耀武館」(県指定史跡・昭和18年2月15日指定)は、築200年以上とされ、現代に至るまで宗家で連綿と形がともに守られています。また、宗家に伝わる関連資料は、練武道場に隣接する甲源一刀流資料館に展示されています。
6月27日(木)に行われた小鹿野町内小学校3年生の町内巡りでは、練武道場と資料館を見学しました。当日は、反りのないことが特徴である木刀を持たせてもらうなど、普段はできない体験をし、児童たちも喜んでいました。
9月7日(土)には、今年も甲源一刀流顕彰会(大久保典雄会長)主催による第5回甲源一刀流顕彰剣道交流会が小鹿野町武道場で開催されます。
今回は、「甲源一刀流の形」(町指定無形文化財・昭和54年3月19日指定)の中でも、あまり披露されていない小太刀の形が披露される予定です。また、小・中学生が参加しての交流試合が行われます。
交流会は、自由に見学できますので、この機会にぜひ、甲源一刀流をご覧になってみてください。

◇第5回甲源一刀流顕彰交流会
日時:9月7日(土)開会式9:00~
場所:小鹿野町武道場(総合運動公園内)

問合せ:生涯学習課
【電話】75-0063

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