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自治体の皆さまへ

【特集】大地震に備える

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埼玉県川島町 クリエイティブ・コモンズ

「ギュイイ!ギュイイ!」
「地震です 地震です」
大地震発生!あなたの行動は…

■関東大震災から100年
9月1日は「防災の日」です。この日を制定するきっかけとなった関東大震災は、1923年(大正12年)に発生しており、今年は発生から100年目となります。この節目に、広報かわじまでは、大地震への備えを皆さんにお伝えします。

■大地震、明日かもしれない
埼玉県の地震被害想定調査によると、川島町で今後30年以内に、震度5強の地震が70%の確率で起こるとされています。東日本大震災では、川島町で震度5強を観測しており、30年以内に同じ規模の地震が川島町で起こる可能性があるということです。

■対策は日常から
数日前からある程度予想できる水害と違い、地震は突然発生します。
大きな揺れが到達する数秒前に、警報で知らせてくれる「緊急地震速報」が鳴った瞬間どう行動するかで命を守ることができます。
そこで大切なのが、日常から、今地震が発生したらどうするかイメージしておくことと、避難用品の準備や家具の固定など、前もってできる対策を講じておくことです。

■1日1回、イメージトレーニング
もしも今、緊急地震速報が鳴ったら…?
グラグラと揺れ始めたら…?

○家にいるとき
・部屋なら…大きな家具や窓ガラスから離れる
・トイレやお風呂なら…すぐにドアを開け、避難路を確保
・窓際なら…カーテンやブラインドを閉め、窓から離れる
・キッチンなら…コンロの火を消してテーブルの下に潜る

○外出しているとき
・運転中なら…ゆっくり減速して左に寄せる
・電車の中なら…手すりやつり革を握り、転ばないようにする
・街中にいたら…落下物に注意 倒れそうなものから離れる
・エレベーターの中なら…全部の階のボタンを押す 止まった階で降りる
・商業施設なら…カバンなどで頭を守る

○ONE POINT ADVICE
あくまでこれらは一例です。
日常生活の中で「今、緊急地震速報が鳴ったら~」、「今、地震で揺れ始めたら~」と自分の行動を想像することが大切です。
1日1回のイメージトレーニングは、いざというときにきっと役立ちます。

■日常から備えておく「今 何ができる?」
日常の中で「避難場所の確認」や「非常用持ち出し袋の準備」など、事前に備えておくと、いざというときに安心です。大地震が発生する前にできることから備えておきましょう。

1 避難場所の確認
大地震が発生し、家屋が倒壊しそうなときは「指定緊急避難場所」へ避難します。避難するときは、電気のブレーカーを落とし、ガスの元栓を閉めてから避難しましょう。

○指定緊急避難場所の一覧
・中山小学校グラウンド
・伊草小学校グラウンド
・つばさ南小学校グラウンド
・旧出丸小学校グラウンド
・つばさ北小学校グラウンド
・旧小見野小学校グラウンド
・川島中学校グラウンド
・西中学校グラウンド
・川島町総合運動場
・平成の森公園多目的広場
・かわじま公園
・コミュニティセンター

2 避難用持ち出し品の準備
最低でも食料・飲料水3日分を準備しましょう。また、持病がある方は薬の準備など、家庭の状況に応じたものを準備しましょう。

○非常用持出袋の中身の一例
・飲料水、食料品(ビスケット、缶詰など)
・救急用品(絆創膏、包帯、常備薬など)
・貴重品(現金、印鑑、保険証、通帳など)
・ヘルメット、厚底の靴、軍手
・懐中電灯、携帯ラジオ、電池
・携帯電話の充電器
・衣類、下着、毛布、レインコート
・洗面用具、ウエットティッシュ、タオル
・携帯トイレ、ごみ袋
・時計
・ライター
・カイロ
・ナイフ
・缶切り
・入れ歯・眼鏡など

3 大型家具の固定
大型の家具が転倒することで、怪我をしたり、最悪の場合、下敷きになって圧死してしまうかもしれません。大型家具はあらかじめ固定しておきましょう。つっぱり式の家具固定ポールなら、ホームセンターで数千円で購入できます。

4 住宅の耐震性向上
町では、木造住宅の耐震診断・耐震改修費用を補助しています。古い建築物は構造上倒壊しやすいことがあります。地震発生前の対策にご利用ください。
・耐震診断…耐震診断費用の1/2以内(上限5万円)
・耐震改修…耐震改修に要した額(上限10万円)
対象:昭和56年5月31日以前に着工した2階建て以下の木造家屋
備考:補助金は予算の範囲内で先着順となります。詳しくは町ホームページをご覧ください。

問合せ:総務課 防災対策室
【電話】299-1753

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〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

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