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自治体の皆さまへ

謹んで新春のお慶びを申し上げます

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埼玉県川島町 クリエイティブ・コモンズ

あけましておめでとうございます。皆様には、令和6年の幕開けを健やかに迎えられたこととお慶び申し上げます。また、日頃から変わらぬご支援とご協力を賜り、町がおだやかに、つつがなく進展していることに、深い感謝とお礼を申し上げます。

■ポストコロナの時代へ
昨年5月に、新型コロナウイルス感染症の法的な位置づけが変わり、時代はポストコロナへと移ってまいりました。社会経済活動は動き出したものの、コロナ禍の間の急激な変化に対応しきれていない状態です。インフルエンザの流行もあり、皆様には手洗い、うがい、マスクといった予防策を徹底し、元気で一年間を過ごしていただけたらと思います。

■災害のない一年に安ど
昨年を振り返りますと、国内外で心の痛む事件や事故、災害、紛争等が多く発生いたしました。今も、日々、安寧を願うばかりです。また、猛暑や渇水、洪水、暴風雨なども世界中で起きました。もはや、地球温暖化ではなく、地球灼熱化、地球沸騰化とも言われるようになっています。
そのような中、本町は、おかげさまで、大きな地震や台風、事件、事故などに遭うことなく、静かな一年を送ることができました。「無事でよかった」と、安どするとともに、今年も災害のない年になればと祈っています。

■町の知名度アップに一役
本町では、喫緊の課題である子育て支援、高齢者支援、空き家対策に対処するため、昨年の4月から専任の組織を設置し、職員を配置いたしました。いずれも待ったなしの状態であり、スピード感を持ってこれらの推進を図ってまいります。税収の確保では、納税率部門で県内第3位となり、2年連続で埼玉県から表彰を受けました。これも町民の皆様の、納税へのご理解とご協力のおかげと感謝しています。
また、昨年は、WBCの優勝など、日本人アスリートの活躍が目立つ年でした。中でも、本町出身の女子プロゴルファー、岩井明愛(あきえ)選手は、2週連続完全優勝を含む通算3勝を挙げ、年間賞金ランキングも第2位という結果を残されました。町でも、この活躍を称え、明愛プロに特別功労賞を授与するとともに、2勝を挙げた妹の千怜(ちさと)プロと一緒に町民栄誉章を授与することを決定いたしました。今年も、昨年に負けない活躍を期待しています。
~未来へ送る、想いの灯火~と題した「かわじまランタン祭」では、町商工会と町の若手職員による実行委員会のアイデアにより、幻想的な世界を作り出してくれました。町内外から多くの方にご来場いただき、川島町の知名度アップにも一役買ってくれました。今後も川島町の名を知り、好きになってもらえる事業を考えてまいります。

■芽が吹き、幹、枝になる一年に
このほかにも、さまざまな面で成果を出した一年でしたが、2024年はこれまでまいてきた種が芽を出してくる年となりそうなので、これを大きな枝や幹にしていければと思っています。
まず、昨年4月に設置した桶川市とのゴミ処理広域化協議会では、一部事務組合設立に向けた準備を進めてまいります。町内を流れる一級河川の安藤川上流部の拡幅や一級河川横塚川の改修は、内水対策として緊急性が高く、重要な事業ですので、引き続き、埼玉県に要望してまいります。特に、横塚川は樋管の改築と築堤が決定し、長年、内水被害に悩まされてきた地域の皆様の朗報になると考えます。
高台避難場所の整備についても、引き続き、進めてまいります。
また、圏央道川島IC南側地区開発事業に一応の目安がつきそうなことから、その周辺に宿泊施設や皮膚科、耳鼻咽喉科といったクリニックを誘致すべく、鋭意、努力しているところです。いずれも、町民の皆様が安心して暮らせる川島町を目指してまいります。

■日々是戦いなり
今年の干支は甲辰(きのえたつ)。「変革」や「激動」の年といわれます。本年も他の自治体に決して引けをとらない、生き残りを懸けて、町政を経営していきたいと考えております。
新型コロナウイルス感染症のパンデミックで、一時は停滞したかのように見えた社会経済情勢も、再び、すさまじい勢いで変化しています。
「日々是戦いなり」
加速する環境の変化に対応すべく、毎日が戦いの場であると考え、スピード感を持って種々の課題に取り組んでいく所存です。町民の皆様が何の痛痒もなく、暮らせる川島町のために、本年も職員一丸となって全力でまい進してまいります。皆様の変わらぬご理解ご協力、ご支援を切にお願いし、加えて皆様のご多幸をお祈り申し上げます。

川島町長 飯島和夫

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