令和4年度 決算の概要

5／48

一般会計では、前年度決算比で歳入2.4%減、歳出3.4%減となりました。
令和4年度は、新型コロナウイルス感染症や物価高騰の対策を講じながら、第四次川越市総合計画の各分野の取り組みを推進しました。今後も、行政課題に対応しながら、安定的に行政サービスを提供していくための行財政運営に取り組んでいきます。

*記載している金額等は表示単位未満を四捨五入しています。そのため、差し引きや合計が一致しない場合があります。

■一般会計決算内訳
◇歳入
1,303億660万円(対前年度比▲32億3,074万円)
前年度と比較すると、市税が約19億円増加したほか、国庫支出金が約45億円、市債が約39億円減少したことにより、自主財源比率が前年度の51%から57%に上昇しました。

◇歳出
1,216億3,130万円(対前年度比▲42億8,214万円)
前年度と比較すると、民生費が子育て世帯等臨時特別支援事業などの影響で約41億円減少、衛生費が東清掃センター大規模改修などの影響で約20億円減少しました。

前年度と比較すると扶助費が子育て世帯等臨時特別支援事業などの影響で約37億円減少、普通建設事業費が東清掃センター大規模改修などの影響で約24億円減少しました。

■特別会計決算内訳

*詳しくは、市ホームページをご覧ください。

■令和4年度に実施した主な事業と決算額
◇子ども・子育て、福祉・保健・医療
・HPVワクチン接種の勧奨再開・接種　7,781万円
・子どもの居場所づくり事業　54万円
・食環境づくり推進事業　117万円

◇都市基盤・生活基盤、地域社会・市民生活
・旧川越織物市場整備　4億8,955万円
・水害ハザードマップの更新・配布　1,111万円
・初雁公園整備　2億2,597万円

◇教育・文化・スポーツ、環境
・GIGAスクール運営支援　4,828万円
・省エネエアコン普及促進事業　2,725万円
・姉妹友好都市記念式典・シンポジウム　335万円

◇産業・観光、その他
・プレミアム付電子商品券事業　4億2,722万円
・グリーンツーリズム整備推進　1億3,632万円
・市制施行100周年記念事業　898万円

■新型コロナウイルス感染症や物価高騰への取り組み
・医療提供等の体制強化　8億7,710万円
・感染拡大防止対策　25億4,365万円
・地域経済への支援　7億3,135万円
・市民生活への支援　45億372万円
・ICT化推進　2億4,181万円

新型コロナウイルス感染症・物価高騰対策関連の合計は、約89億円。
子育て世帯や特定世帯等への給付金の給付事業、新型コロナウイルスワクチン接種事業などを行いました。

■財政健全化比率と資金不足比率
財政健全化比率は、以下の指標で市の財政の健全度を判断するもので、本市はいずれの指標も早期健全化基準未満でした。また、各公営企業(水道事業会計など)において資金不足は生じませんでした。

(1)実質赤字比率
一般会計等の赤字の大きさ
(2)連結実質赤字比率
市全体の赤字の大きさ
(3)実質公債費比率
借入金の返済額の大きさ
(4)将来負担比率
借入金の返済残高など今後支払う負債の大きさ
(5)資金不足比率
公営企業会計で営業収益に対する手持ち資金の不足額の大きさ

問合せ：財政課
【電話】224-5618
【FAX】225-2895