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山王塚古墳国史跡に指定!

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埼玉県川越市

山王塚古墳は、令和5年3月20日の官報告示をもって、国の史跡に指定されました。市内の国指定史跡は河越館跡(昭和59年12月)以来、2件目です。

■山王塚(さんのうづか)古墳DATA
所在地:豊田町3丁目・大塚1丁目
指定面積:8,409.43平方メートル
形状:上円下方墳
築造時期:7世紀後半
*駐車場はありません。

■山王塚古墳とは
山王塚古墳は、武蔵野台地北端の西側縁辺に立地する上円下方墳(上部が円形で下部が四角形の古墳)です。上円部の直径37m、下方部一辺69m、墳丘盛土の高さ5m、周溝を含めた規模は一辺約90mで、日本に6基しか確認されていない希少な上円下方墳の中で最も大きなものです。その形状や構築方法は、武蔵の地域的な要素と畿内的な要素の双方が確認されます。武蔵における最終段階の大型古墳のひとつであり、大型古墳築造の終焉を考える上でも重要です。
発掘調査の結果、石室からは須恵器(すえき)と呼ばれる土器が出土し、埋葬の際に死者に供えられたものの一つと考えられています。
また、山王塚古墳は、江戸時代以降、祈りの場として山頂に山王社や庚申塔などが設置され、古くから信仰の場として、近年は周辺が宅地化する中で残された雑木林としても地元で親しまれてきました。

◎知る人ぞ知る「川越にある日本一」!

※詳細は本紙P.6をご覧ください。

問合せ:文化財保護課
【電話】224-6097
【FAX】224-5086

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