■#1 オッフェンバッハ市との絆、これからも
川越市とオッフェンバッハ市(ドイツ連邦共和国・ヘッセン州)は、姉妹都市提携から40年間にわたり、教育や文化などさまざまな分野で交流を重ね、両市間の相互理解と友好を深めてきました。
その一環として、オッフェンバッハ市民訪問団・青少年交流団歓迎会が10月18日にウェスタ川越で行われました。当日は両市長の挨拶の後、川越藩火縄銃鉄砲保存会の協力のもと鎧よろい兜かぶとを身に着けた同市青少年交流団の皆さんのパフォーマンスなどが行われ、終始、和やかな雰囲気で互いに交流を深めていました。
会の終わりに、両市長・両市議会議長と姉妹都市交流委員会代表が姉妹都市提携40周年宣言に署名し、友好の絆を今後一層深めると誓いました。
■#2 2年ぶりの河越流鏑馬(かわごえやぶさめ)
11月9日、国指定史跡河越館跡で2年ぶりに開催された河越流鏑馬。季節外れの台風の影響が心配されましたが、当日はまさに「秋晴れ」という爽やかな天候のもと、多くの観客でにぎわっていました。地元保存会による歓迎の民俗芸能実演の後、始まった流鏑馬行事に観客たちの目は釘付け。駆け抜ける馬が地面を蹴る音と振動に圧倒されながらも、馬上から射手が放つ矢が的を射抜くと大歓声が上がりました。大人も子どもも大興奮の時間は、あっという間に過ぎていき、演武終了後は射手と馬に惜しみない拍手が送られました。また、河越館跡にゆかりのある「河越太郎重頼(しげより)」の山車人形が、今回初めて会場内に展示され、訪れた方々は皆、興味深く眺めていました。
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