~今月の題字デザイン~
県立川越工業高校3年生(制作時) 髙橋晴夏さん
■#1 芳地戸(ほうじど)のフセギ
毎年、春分の日に行われる厄払いの行事が今年も尾崎神社(笠幡)で行われました。芳地戸地区に疫病が入ることを防ぐ行事として、およそ300年前に始まったと言われています。以前は何軒か家を回り、家人におはらいと、門口へ神社札の貼り付けを行い、地区境の9か所に辻札を立てて回っていましたが、ここ数年は地区境の辻札を立てる部分だけを伝承しています。コロナ禍の間も神輿や辻札づくりは継続し、行列が歩くのは神社境内にとどめるなど、伝承を絶やさない工夫をしてきたそうです。当日は子どもたちが辻札を持ち、太鼓を叩く子を先頭に神社周辺の道路を「よーいど まだ まだ」と、はやしながら歩きました。
■#2 震災復興支援 石川県七尾市物産販売イベント
小江戸川越春まつりの開催に合わせ、能登半島地震の被災地である石川県七尾市の特産物を販売するイベントが3月24日に蓮馨寺(連雀町)境内で開催されました。七尾市には、本市と同じく「高階」という地区がある縁で、子どもたちの交流活動などが行われてきました。
今回は、特産物の販売を通じて能登の現状を購入者の方々に知ってもらうことに加え、今後、どのような支援ができるかを考え、行動していく第一歩として、川越中央商店振興会が主催したものです。当日は多くの人が訪れ、能登の味覚を堪能していました。
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