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自治体の皆さまへ

公共下水道に異物は流さない

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埼玉県幸手市

■わたしたちの、豊かな水環境を保全するためにも…
川の汚れの約8割が、生活で使用した水が原因といわれています。使用した水を処理場に集め、科学的・衛生的に処理し、きれいで安全な水にして川や海に戻すのが下水道の役目です。

下水道管の詰まりや、汚水中継ポンプ場への異物流入が増加しています。
下水道管や排水設備が詰まったときの修理には、時間と費用がかかります。また、汚水中継ポンプ場の機械にも負担をかけ、時には損傷を与えてしまいます。より安心して使用するために、つぎのことに注意してください。

(1)食用油や野菜くず
油は下水道管に流れ込むと冷えて固まり、詰まりの原因になります。
(2)トイレットペーパー以外の紙
ティッシュペーパー、紙おむつ、脱脂綿などは水に溶けないため、詰まりの原因になります。トイレではトイレットペーパー以外の紙は使わないでください。
また、タバコの吸い殻、ガムなども絶対に流さないでください。
(3)髪の毛
髪の毛など糸状のものは、下水道管のつなぎ目に引っ掛かったり、ほかの汚物と絡んだりして詰まりの原因になります。排水口に目皿などをおいて、髪の毛が流れないようにしてください。
(4)雨水
市が整備している公共下水道は「分流式」と言い、汚水のみを処理できるようになっています。雨水の流入で、汚水が逆流してトイレなどが使用できなくなったり、マンホールから汚水が溢れ出すこともあります。
・汚水マスのふたが壊れている場合は、早急に修理をお願いします。
・配管に誤りがある場合は、至急改善してください。
・故意に雨水を流入させた場合、罰せられることがあります。

■公共下水道に早期接続を
10月末日現在、市街化区域面積の約68・4%(約392・47ヘクタール)の区域で公共下水道が利用できます。今後も生活環境改善のため、公共下水道の整備・促進にみなさんのご理解、ご協力をお願いします。
公共下水道は、みなさんが利用して初めて、その機能と効力を発揮できるものです。
公共下水道を利用できる区域内に建物を所有し、まだ接続していない人は、接続換えをお願いします。

■悪質業者にご注意ください
市内で宅地内排水設備の点検・清掃が義務付けられているような内容で、清掃などを請け負う業者が見受けられます。各家庭の排水設備の点検・清掃は、個人の責任で行うものであり、義務付けられたものではありませんので、ご注意ください。

問合せ:下水道課
【電話】47-3340【FAX】48-0120

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〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

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