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市長コラム

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埼玉県幸手市

■「神永とヘーシンクの柔道精神(五輪柔道)」
幸手市長 木村純夫

東京オリンピックが開催された昭和39年10月10日を記念し、昭和41年に国民の祝日として、「体育の日」が定められました。当時14歳だった私は、テレビに釘付けになり全種目を視聴し、今でも各種目のメダリストの顔と記録が脳裏に鮮明に残っています。中でも、日本の国技である柔道競技が始めて採用された東京大会での無差別級決勝戦は、日本の神永がオランダのヘーシンクに敗れて銀メダル。(軽・中・重量級は全て日本人が金メダル)
この決勝戦でヘーシンクが勝利した瞬間、興奮した仲間が畳上になだれこもうとした時、196cmのヘーシンクが咄嗟に両手を高く揚げ、制した姿に感動しました。そして、敗けた神永は、その後、同僚達を部屋に招き入れ、ただ一言「ヘーシンクは強かった」と素直に認め、それ以上何も語らず、涙も流さなかったそうです。その翌日、神永は何もなかったように、定時に出社(当時の富士製鉄)し、仕事を始めたとのこと。二人の高邁な精神には感服の至りです。

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