健康日本21 幸手計画(第4次)

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■もっと知りたい!乳がんのこと
◇乳がんとは?
乳がんは、乳腺にできるがんで、多くは乳管から発生しますが、乳房組織から発生することもあります。がんが進行すると、血液やリンパ液などの流れに乗って転移することもあります。乳がんの主な症状は、しこり、くぼみ、ただれ、左右の形が違う、乳頭から出る分泌物などがあります。

◇今日からスタート!ブレストアウェアネス
乳がんは、早くに見つけて治療すれば、90%以上の高い確率でがんを克服できます。早期発見するには、ブレストアウェアネスが大切です。ブレストアウェアネスとは乳房を意識する生活習慣です。普段の自分の乳房の状態を意識しておくことで、些細な変化にも気が付くことができます。

(1)ブレストチェック
バスタイムや寝る前、着替えの時など、日常的に行います。

(2)乳房の変化に気をつける
変化が現れた際にすぐに気が付くことが出来るよう、自分の乳房をよく覚えておきましょう。
※痛み、しこり、赤み、ひきつれ、くぼみ、分泌液、ただれに注意。

(3)変化に気づいたらすぐ受診
変化を感じたら、すぐに乳腺を専門とする医療機関を受診してください。早期であればあるほど治癒率も高まり、身体面・精神面・経済面ともに負担が軽くなります。

(4)40歳以降は2年に1回、検診を
症状がないうちに受けるからこそ、早期発見が可能です。乳房のハリが強くなる月経前を避けるとよいです。市では、40歳以上の偶数年齢の女性を対象に乳がん検診を実施しています。

◇乳がんになっても
乳がん治療は飛躍的に向上し、仕事との両立も可能な時代となりました。たとえ乳がんになったとしても、仕事や自分のやりたいことをあきらめる必要はありません。医師と相談の上、自分の身体とよく向き合い、自分らしく生きることを大切にしてください。

問合せ：健康増進課
【電話】42-8421