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10月20日は世界骨粗鬆症デーです

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埼玉県幸手市

■世界骨粗鬆症デー(WOD)をご存じですか?
世界骨粗鬆症デーとは、1998年に国際骨粗鬆症財団(IOF・本部スイス)と世界保健機構(WHO)が共同により、骨粗鬆症と骨代謝障害の啓発を目的として制定された日です。
骨粗鬆症とは、骨強度が低下し骨折しやすい状態のことです。年齢やホルモンバランスにより骨量が徐々に減少していくことで骨粗鬆症のリスクが上がります。骨粗鬆症対策ポイントについて知り、予防していきましょう。

■骨粗鬆症対策
(1)有酸素運動をする
重力のかかるウォーキングやジョギングなどが適しています。軽いダンベルを持って自分の体重にプラスの負荷をかけながら行うとより効果的です。

(2)カルシウム+ビタミンD・ビタミンKを摂る
バランスの良い食事を基本に、牛乳・乳製品、小魚、大豆・大豆製品、青菜などのカルシウムが多い食品に加えて、カルシウムの吸収を助けるビタミンDや骨の形成を促すビタミンKを含む食品も合わせて摂るようにしましょう。ビタミンDは魚介類やきのこなど、ビタミンKは納豆や青菜などに含まれます。

■骨粗鬆症はサルコペニアと密接な関係があると言われています。
サルコペニアとは、加齢や疾患により筋肉量が減少し、握力や下肢筋、体幹筋などの全身の筋力低下が起こることです。転倒による骨折も、筋力低下が原因の一つであることが知られています。サルコペニアの対策ポイントを知り、転倒による骨折を予防していきましょう。

◇サルコペニア対策
(1)下半身運動をする
全身の7割の筋肉は下半身にあると言われています。筋肉を効率よく増やすためには下半身の筋肉を鍛えることが効果的です。筋肉に負荷をかける動作を繰り返し行う「スクワット」やバランス能力をつける「片脚立ち」を取り入れましょう。

(2)良質なタンパク質を摂る
サルコペニア対策として、1日体重1kgあたり1.2~1.5g程度のタンパク質摂取が必要です。肉、魚、大豆・大豆製品、卵、乳製品などを、ご自身の両手にのるくらいの量を1日で摂取しましょう。

◇サルコペニアのセルフチェック(指輪っかテスト)

※詳細は本紙またはPDF版をご覧下さい。

■イベントのお知らせ
10月19日(土)に市民公開講座「世界骨粗鬆症デーin幸手2024」を開催します。医師による「骨粗鬆症の話」や歯科医師による「口腔ケアの話」、骨密度測定などのイベントブースもご用意していますのでぜひご参加ください。
詳細は、本紙20ページをご覧ください。

問合せ:健康増進課
【電話】42-8421

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