■「無料点検」だけでは終わらなかった!
~不安をあおり、新しい給湯器を購入させる手口に注意~
電話や突然の訪問で「給湯器を無料で点検する」と誘い、「古い製品を使い続けると火災が起きる」などと不安をあおり、新しい給湯器の購入や設置工事の契約を迫る業者にご注意ください。ガス給湯器の他にも電気温水器、屋根、分電盤、床下(シロアリ)などの無料点検をきっかけとする事例もあります。
ガス小売事業者には4年に1度以上、無料の「ガス設備定期保安点検」を行う義務がありますが、消費者には契約中の事業者(もしくは委託された事業者)から事前に訪問予定日時などを記載した案内チラシが配布されます。また、この法定点検では給湯器だけではなく、ガスコンロなどの他の設備も点検します。
◇消費者へのアドバイス
1.突然の電話や訪問で、無料点検を持ちかけられても、安易に点検を受けない
2.寒くなる前に、まずは自分で給湯器の状態を確認する
(確認事項…外装の錆や変形、水もれ、異臭、異音など)
3.契約してしまっても、クーリング・オフできる場合もあり
困ったときは、幸手市消費生活センターへ「【電話】43-1111内線192」
休日は、消費者ホットライン局番なしの「【電話】188(いやや)」
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