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自治体の皆さまへ

健康日本21幸手計画(第4次)

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埼玉県幸手市

■お酒との上手な付き合い方
家族や友人と楽しくお酒を飲む機会が増えるこれからの季節、お酒と上手に付き合うために適度な飲酒について知りましょう。

◇多量飲酒の身体影響
多量飲酒は、肝臓への負担が大きくなります。肝臓は体内でアルコール分解の役割を担っているため、過度な飲酒を続けると脂肪肝になり、さらに大量の飲酒を続けるとアルコール性肝炎へ移行し、肝硬変へと進行してしまいます。

◇20歳未満や妊産婦への悪影響
脳や身体が成長段階である20歳未満のアルコールの摂取は記憶力や判断力が低下し、さまざまな臓器にも悪影響を及ぼします。また、妊娠中の飲酒は、胎児の低体重や形態異常、脳障がいなどを引き起こす可能性があります。産後は母乳から移行するため、妊産婦期間は禁酒しましょう。

◇適正量を知りましょう
厚生労働省は「節度ある適度な飲酒量」を、1日平均純アルコールで20g程度としています。ビールなら500ml、日本酒なら1合、チューハイ(7%)なら350mlです。また、高齢者や女性は、体の水分量が少なく分解できるアルコール量も少ないためアルコールの影響を受けやすく、適量は半分の10g程度になります。

◇お酒との上手な付き合い方
(1)飲む量を事前に決める
自ら飲む量を決めることで過度な飲酒を避けることに繋がります。
(2)飲酒の間に水を飲む
アルコールをゆっくり分解・吸収できるようになります。
(3)お酒と一緒に食事を摂る
飲酒の前や飲酒中に食事を摂ると、血中アルコール濃度は上がりにくくなり、酔いにくくなる効果があります。
(4)肝臓にも週休2日制
肝臓で日本酒2合のアルコールを分解するには6~7時間かかります。就寝中も黙々と働く肝臓。週に2回は、その作業から解放してあげましょう。
(5)晩酌は就寝3時間前まで
寝酒は、質の良い睡眠の妨げになります。晩酌をするなら、眠る3時間前までに終えておくことが大切です。

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