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市長コラム

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埼玉県幸手市

■幸手総合公園の「メタセコイア」
幸手市長 木村純夫

小学生時代に「生きた化石」で、シーラカンスとメタセコイアを学びました。北アメリカ大陸には、世界で最も多種のオーク(ナラの総称)が生育していますが、中でも西海岸には、高さ100m・幹回り50mもの世界最大級のジャイアントセコイアの巨木があるそうです。
メタセコイアは、セコイアとは違ったものという意味で、和名はアケボノスギ。メタセコイアは、新生代第三紀(6500万年前~200万年前)に栄えた植物で当初、化石しか発見されていなかったため、絶滅種とされていました。しかし、1946年、中国四川省で現存種が発見され「生きた化石」として当時、一躍有名になりました。1949年、アメリカの博士から天皇陛下に献呈されたのが、日本に入ったメタセコイア第1号。木の成長が早く1年間で1mも育ち、何よりも樹形が美しい!
幸手総合公園のメタセコイアは、公園がオープンした1987年(昭和62年)に植樹されました。春の芽吹き、秋の紅葉時には、散策をお楽しみください。

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