■クビアカツヤカミキリとは
本来、日本には生息しないカミキリムシですが、平成24年に愛知県で初めて確認され、近年桜などの被害で注目されるようになりました。
平成25年に埼玉県内で初めて「クビアカツヤカミキリ」が発見されて以降、埼玉県北部や東部の利根川流域などの複数の地域で発見されており、被害の拡大が懸念されております。
人への危害はありませんが、桜などバラ科の樹種を好み、幼虫が樹幹内を食害するため、樹勢が弱ったり、枯死したりします。
市内でも、昨年、クビアカツヤカミキリによる被害が確認されております。
■クビアカツヤカミキリの特徴
・成虫は胸部が赤く、体長約2.5~4センチメートルで全体に黒光りする。
・幼虫が寄生した樹木には、木くずやフンからなる「フラス」が大量に排出される。
・「フラス」は幼虫の侵入孔から排出され、棒状(かりんとう状)で、木の下に大量に落ちる。
・成虫脱出孔は直径約2~3センチメートルで、だ円形をしている。
・幼虫が寄生する樹木は、桜、ウメ、モモ、スモモなどバラ科の樹木。
※成虫脱出孔を見つけたら、近くに成虫がいる可能性があります。
※詳しくは、本紙またはPDF版を参照してください。
■クビアカツヤカミキリを見つけたら
クビアカツヤカミキリによる被害を防ぐため、成虫を発見したら捕殺をお願いします。クビアカツヤカミキリは特定外来生物に指定されているため、法律により飼育、保管および運搬することが原則禁止されています。
成虫やフラスを発見したら成虫は捕殺し、環境課【電話】48-0331にお知らせください
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