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自治体の皆さまへ

輝き(2)

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埼玉県幸手市

■幸手市在住レーサー 久保凜太郎さん
ニュルブルクリンク24時間耐久レース
SP4Tクラス優勝

◇ニュルブルクリンクレースに関して―
ニュルブルクリンクはここ4年間コロナの影響もあり優勝を逃してきました。
今回に至るまで、車のさまざまなトラブルを解消してきたので、なにがなんでも優勝するぞという気持ちで自分のスティントをスタートしました。また、辰己総監督の最後のレースだったので、なおさら優勝したい、と感じていました。
しかし、7時間ほど走った後、霧や雨で前が全く見えなくなってしまい、中断という形になってしまいました。そして、最後2時間程のときに、先導車がいる状態で5周走りそのままチェッカーという形になったので結構短い24時間レースであったというのが正直なところです。

◇どのようなトレーニングを?―
体を鍛えるために、基本はジムで普通のトレーニングをしています。1日レーシングカーを走らせるのに50万~60万かかってしまうので頻繁には車を走らせられないため、ほとんどがイメージトレーニングですね。世界で一番練習できないスポーツだと思います。
そのためまずは、シュミレーターを使ってコースを思い出す作業を行いました。
サーキットは1分に1度ストレートがあるので少し気を抜けますが、ニュルブルクリンクは1秒でも気を抜くといつでもクラッシュする状態で走っているので、集中力を高める時間がさらに長く大切になってきますね。

◇今後の目標―
基本的に1年契約なので、1年後、何も乗っていない可能性もあるため、がんばるとしか言えない部分もあります。そのような中でも、日本国内で一番人気がある「スーパーGT」には最近出場していないので、復活したいと考えていますし、ニュルブルクリンクにも参戦したいと思っています。
ほかにも、機会があればですが、市内の小中学生に「こんな仕事があるよ」など講演などを行って、伝えていけたらいいなと思っています。レーサーは特殊な仕事なので、子ども達がなかなかレーサーと関わる機会はないと思います。「こんな世界もあるよ」と知ってもらえればなと。

◇幸手市のみなさんへ―
僕が活躍することで、幸手市という名前をみなさんに知ってもらえるように頑張ります。
ぜひ、応援していただければうれしいです。

―ニュルブルクリンク24時間耐久レースとは―
ドイツのニュルブルクリンクで毎年開催される、ADAC主催の耐久レースのこと。24時間でどれだけ長い距離を走れるかを競う。毎年5月から6月の初夏に開催される。

◆レーシングスーツの展示を行います!
この機会にぜひご覧ください。
期間:8月1日(木)から約1か月
場所:幸手駅東西自由通路展示棚

問合せ:秘書課
【電話】43-1111内線224

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