■「昭和100年の100人」
(肉親・親友・側近が見たリーダーたちの素顔)
幸手市長 木村純夫
新年に、上題の本を読む機会がありました。その中から、特に印象に残った言葉をご紹介します。
I.「世の中の野草には全て名前がついている」
昭和天皇は、「雑草」という言葉が嫌いでした。雑草という名の草はありません。※雑草とは何か?その美点が発見されていない植物である(ラルフ・ワルド・エマーソン)
II.「人材こそわが社の資本」
「ならん!ひとりの馘首(かくしゅ)もならん」
出光興産創業者出光佐三の言葉。佐三氏は、創業当初から人間尊重・家族主義の経営哲学を持ち、金より人が資本、社員は皆家族!の気持ちを大切にしました。
III.「宝積(ほうじゃく)」
平民宰相といわれた原敬の座右の銘で、「人のために尽くして、見返りを求めない心構えが得を積む」の意。今年、本市の消しゴムはんこ作家の作品から、四季折々の花を「紋」にあらわした「花個紋」について知る機会がありました。私の誕生日(10/17)の花個紋は、「花名/藍個意ことば/恩愛…見返りを求めず、相手に尽くすことが出来る人。」とあり、我が意を得たり!
※人に施したる利益を記憶するなかれ、人より受けたる恩恵は忘るるなかれ(ジョージ・ゴードン・バイロン)
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