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〈特集2〉認知症になっても自分らしく安心して住み続けられる「志木市」をめざして

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埼玉県志木市

高齢者の約4人に1人が認知症または認知症の疑いがあると診断され、今や認知症は誰にでも起こりうる身近な病気として知られています。認知症について正しく理解しておくことで、早い段階で自分や家族の発症に気づき、また発症した場合に備えることができます。
市では、認知症になっても、できる限り住み慣れた地域で自分らしく安心して住み続けることができるよう認知症にやさしいまちづくりを推進しています。

■認知症とは?
脳が損傷を受けたり、働きが悪くなることで認知機能が低下し、さまざまな生活の難しさが現れる状態をいいます。
認知症は、大きく分けて4つあり、それぞれの症状に特徴があります。
・「アルツハイマー型認知症」
もの忘れからはじまることが多く、進行は緩やかで、段取りが立てられない、薬の管理ができないなど、日常生活において以前できていたことができなくなるなどの特徴があります。
・「レビー小体型認知症」
見えないものが見える幻視や認知機能の激しい変動、筋肉のこわばりなどの症状が出ます。
・「脳血管性認知症」
脳梗塞や脳出血、脳動脈硬化などが原因で発症します。もの忘れや言語障がいなどの症状があり、早いうちから歩行障がいが出やすいという特徴があります。
・「前頭側頭型認知症」
会話中に突然立ち去る、同じ行動を繰り返す、興奮しやすくなるなど、性格に変化が見られる症状があります。

□認知症かな?と思ったら
家族や友人といっしょにいて、「何かおかしいな?」と感じたときは、認知症の大事なサインの可能性もあります。そのようなことが続いたときは、早めに専門医へ受診または担当地区の高齢者あんしん相談センターに相談するようにしましょう。
また、認知症の人は、周囲のあたたかい見守りの中、適切な援助を受けることで、自分でできることも増えていくといわれています。認知症を理解して、優しくサポートをするよう心がけましょう。

■認知症にやさしいまちづくりフェアを開催します
9月は世界アルツハイマー月間として、全世界的に認知症に関する普及啓発の取り組みが行われています。
市では、認知症の理解を深め、認知症の人が安心して住み続けられるように認知症にやさしいまちづくりフェアを開催します。
とき:9月2日(土)~7日(木) 8時30分~17時15分(3日(日)を除く)
ところ:市役所1階市民ホール
市内グループホームに入居している人の作品や、介護予防グッズ、SOSステッカーの展示を行うほか、高齢者あんしん相談センターの紹介も行います(一部内容が変更になる場合があります)。

□認知症サポーター養成講座
認知症について正しく理解する場です。参加者にはサポーター証をプレゼントします。
とき:9月2日(土)10時~11時30分
講師:二渡睦美(ふたわたりむつみ)さん(志木市社会福祉協議会)
定員:20人(先着順)
申込み・問合せ:長寿応援課【電話】048-473-1395

□福祉用具展示
見守りカメラなど認知症関連の介護グッズの展示・説明、VR体験による認知症発症リスク判定
とき:9月4日(月)8時30分~17時15分

問合せ:長寿応援課
【電話】048-473-1395

□楽しく脳トレ体操!
身体や頭も動かして、楽しく体操をしましょう。
とき:9月5日(火)13時30分~14時
講師:いろは元気サロン本町理学療法士
定員:20人(先着順)
申込み・問合せ:長寿応援課【電話】048-473-1395

□相談会
認知症に関する医療・福祉の相談やお仕事の相談ができます。
とき:9月5日(火)14時~15時

問合せ:長寿応援課
【電話】048-473-1395

□認知症SOS声かけ模擬訓練
認知症の人が地域で迷っている時の声かけ方法などを、実践訓練を通して学びます。
とき:9月6日(水)13時30分~15時30分
ところ:市役所、いろは遊学館、第二福祉センター、グループホームふれあい多居夢志木宗岡、ふれあい館「もくせい」
申込み・問合せ:各高齢者あんしん相談センターに電話
*電話番号は、本紙6ページをご参照ください。

□認知症カフェ・介護者サロン
生活の困りごとや介護の悩みなどをお話しませんか。
とき:9月7日(木)14時~15時
協力:きんもくせい、介護者サロン輝
申込み・問合せ:長寿応援課【電話】048-473-1395

*詳しくは、市ホームページをご確認ください。

問合せ:長寿応援課
【電話】048-473-1395

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