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自治体の皆さまへ

以心伝心/志木市長 香川武文

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埼玉県志木市

■安全で希望に満ちたまちづくりへ
早いもので新年を迎えてから1か月が経ちます。お正月から3月までは行事が多く、時が過ぎるのが早いこの時期は「一月往ぬる二月逃げる三月去る」ともいわれます。あっという間に行ってしまう「往ぬる月」である1月には、本市でも新年を彩る行事が行われました。
朝には一時、粉雪が舞う寒さの中で開催された「志木市消防出初式」では、地域防災の要である消防団、自警消防隊、消防署の皆様により、救出・救護訓練や分列行進、一斉放水などの雄姿をご披露いただきました。火災は、ストーブなどを使用する冬季に多いイメージがありますが、乾燥した空気に加え強風が多くなる春先に、特に起こりやすくなります。2月3日の立春を迎え、春へと向かう中、火の取り扱いには十分ご注意いただきますようお願いいたします。
また、人生の新たな門出を祝う「志木市はたちの記念式想~20年間をPlay Back~」が開催され、20歳を迎える702人の志木っ子たちが新たな一歩を踏み出しました。今年もカパルとともに晴れの場に立ち会わせていただき「人口が減少する中、若い力は、志木市そして日本の未来と希望です。めまぐるしく変化する社会において、自分を磨き、自分の色を表現していってほしい」とエールを送りました。
さて、令和7年度予算編成も佳境を迎え、同時に国の財源を活用した補正予算についても、財政課を中心に詰めの段階に入っています。物価高騰の影響も大きく、厳しい状況ではありますが、超高齢社会、少子化の進展といった社会課題と正面から向き合いながら「選ばれる志木市」に向けて最善の予算となるよう、知恵を絞っているところです。
特に、市民の皆様の生命を守る防災については、能登半島地震で明らかになった避難所における課題を踏まえた対応として、避難者の心身のストレスを軽減するために、携帯トイレや簡易ベッドの備蓄を増やすことや自ら避難情報を得ることが困難な高齢の方などへ電話で情報を送る自動架電システムの導入など、市民の皆様の安全確保と避難所環境の向上を視野に入れています。
本年は、10年ぶりに開催される花火大会や新たな目玉イベント、ペデストリアンデッキにおけるイベントなど、さまざまな催しが盛りだくさん。2月、3月だけでなく、年間を通じて、ともに志木市を盛り上げてまいりましょう!

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