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自治体の皆さまへ

志木の温(ぬくもり)を召し上がれ(2)

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埼玉県志木市

((1)の続き)

■焦乃香.
志木に店を構えて約1年。来店してくださるお客様への感謝を忘れずに、私の作るラーメンで多くの人を笑顔にしたいと思い営業しています。
菊田聖人(きくたしょうじん)

□柳瀬川駅から徒歩1分
焦がしの香りが印象的なおいしいラーメン屋が柳瀬川駅の近くにあると聞き、さっそく食べに行ってみた。昼過ぎに伺ったが、すでに満席のようで数人が外で並んでいた。

□食欲をそそる焦がしの香り
しばらくして案内された店内は、スパイスと焦がしの香りがほのかに漂っており、その香りが一層食欲をかき立てる。食券を購入し、席に座って厨(ちゅう)房を眺めていると、手際よく調理をする店長の菊田さんと、ハキハキと注文の補助や調理をする店員さんの姿が目に入る。

□焦がし味噌(そ)らー麺
もやし炒めが豪快に調理され、手のひらほどある大きなチャーシューとともに具材が盛り付けられ、いよいよ注文した「焦がし味噌らー麺(味玉付き大盛)」が完成だ。
店内にある説明書きによると、スープは鶏・豚・野菜からじっくり取った動物系スープと、別で炊いた魚介スープを合わせ、特製味噌ダレと特製焦がし油を加えたものとのことだが、意外にもあっさりとしており焦がしの風味が心地よく口に広がっていく。続いて、麺をスープと絡めて食す。やや太めな麺はスープと相性抜群でツルツルと喉を通り越していく。まさに絶品であり、全体を通して「焦がし」の味がスッと伝わってくる印象であった。

□味の秘訣(けつ)は試行錯誤の積み重ね
独特でおいしい味の秘訣が気になり、菊田さんに尋ねてみると「4軒のラーメン屋での修行を経て、焦がしに着目し、試行錯誤を繰り返して今の味に辿り着きました」と教えてくれた。
菊田さんが努力を積み重ね誕生した絶品ラーメン。焦がしの香りを味わいにぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか?

■博多 もつ鍋 凛
もつ鍋といえば九州博多。博多の味を志木の皆さんにも食べてもらいたい。その思いを大切にしています。
きよたか

□静かな夜に煌々(こうこう)と光るお店
市役所の近くに博多もつ鍋が味わえるお店があると聞き、さっそく聞いた情報をもとに行ってみた。
いろは通りを歩いているとお店の案内看板が目に入る。その案内のとおり進んだ先に、煌々と光るお店があった。

□昔懐かしい空間
店内はまるで昔にタイムスリップしたかのようなどこか懐かしい空間で、L字のカウンター席のみという点も店員さんとお客さん同士の距離が近く趣があってよい。また、棚に保管されているお酒の数を見ると、常連のお客さんが多いことが分かる。
懐かしさを感じた後、席に腰を下ろし、さっそくメニュー表に目を通す。

□もつ鍋以外のメニューも充実
お目当ての博多もつ鍋を注文。メニューはほかにも上ホルモン焼きやホルモン焼きそば、焼き豚足、海鮮チヂミなどがずらり。また、ビールはもちろん自家製梅酒などお酒も充実しており、たくさんの味を楽しむことができる品揃(ぞろ)えである。

□福岡生まれ福岡育ち
醤(しょう)油ともつの旨味、野菜の甘さといったすべての長所が出ているスープであり、もつは食感がぷりぷりでぜいたくな味だ。また、夢中になって食べていると締めメニューの「雑炊」や「ちゃんぽん」を見つけ、最後まで博多の味を楽しめた。
この絶妙な醤油ベースのスープについて店長のきよたかさんに尋ねてみると「福岡生まれ福岡育ちということもあり、博多もつ鍋の味を知るからこそ出せる味です。醤油は当店特製で、野菜は地元の農家さんが届けてくれたものを使用する場合もあります」と教えてくれた。
寒さの厳しい今の時期、志木で味わえる博多の味で身も心も温めてみてはいかがでしょうか?

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〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

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