■骨の健康~骨粗しょう症にならないために~
骨粗しょう症は、骨量(骨密度)の減少により骨がスカスカになり、進行すると、腰や背中に痛みが生じたり骨折しやすくなったりする病気。特に女性は、女性ホルモンの低下や加齢により骨粗しょう症になりやすく、患者数は男性の3倍以上といわれています。いつまでも健康でいきいきとした毎日を過ごすため、若いうちからの予防がとても重要です。
◆予防のために心掛けたいこと
◇食事
骨の材料となるカルシウムは牛乳・小魚・海藻類などに多く含まれていますが、これらを多く摂取しようとして、食事全体のバランスが崩れると、かえって健康を害する恐れがあります。
バランスの良い食事を規則正しくとり、そのうえで意識してカルシウムを摂取するようにしてください。
◇運動
骨に負荷がかかるものや筋力を使うものが望ましいとされていますが、激しい運動をする必要はありません。運動の習慣がない人は、軽いウォーキングなどを無理のない範囲で行いましょう。
◇日光
日光を適度に浴びるとカルシウムの吸収を助けるビタミンDが体内で作られます。直射日光を長時間浴びる必要はありませんので、夏は日陰で30分、冬は1時間程度を目安にしてください。
◆骨粗しょう症検診を受けましょう
所沢市では、令和6年3月末時点で40~70歳の5歳刻みの年齢になる女性を対象に、骨粗しょう症検診を実施中。生活習慣を振り返るチャンスです。5月31日(水)までにぜひお申し込みを!
申込み:5月31日(水)までに電子申請・直接・健康ガイド付属のはがきで申し込み。
問合せ:健康管理課
【電話】2991‒1811
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