所沢市長 小野塚 勝俊(おのづか まさとし)
10月30日付けで所沢市長に就任いたしました小野塚勝俊でございます。市民の皆さまとお約束しました公約を進めていくことはもちろんでございますが、今後、私は市長として次の2つのことを心掛けてまいります。
(1)スピード感ある市政
(2)所沢を日本一のまちにする
(1)「スピード感ある市政」
市長選挙での公約に基づきまして、市長就任の初日に所沢市を「中核市へ移行」することを表明し、そのための組織(中核市移行準備プロジェクトチーム)の立ち上げを行いました。所沢市が中核市となりますと、所沢市独自の保健所をつくることができるなど、さまざまな権限と財源(お金)が所沢市に移行することとなり、市民の皆さまにとって、これまで以上に住みやすい所沢市を実現できると考えます。
加えて、同じく公約でございます「育休退園制度の廃止」も、10月30日をもって廃止といたしました。8年間にわたり続いてきた制度でございますので、今後、移行期間を経て混乱の起こらないように丁寧に対応してまいります。
また、毎月開催をお約束しました「市長タウンミーティング」につきましては、第1回を11月26日(日)に「子ども・子育て」をテーマに開催いたしました。今月は、23日(土)に第2回として「高齢者」をテーマに市役所にて行う予定でございます(本紙4ページ右下の記事をご参照ください)。どなたでもご参加いただけます。是非、お越しいただければと存じます。
私の「市長給与3割カット」の公約につきましては、市長就任後、最初の市議会であります今月(12月)の議会に条例案を提出させていただきます。
「18歳までの医療費完全無料化」・「小・中学校の給食費無料化」・「高齢者・障がい者の方々への活動助成」につきましても、来年度予算を審議する第1回定例会への提出に向けて、準備を進めているところでございます。
これらの施策以外も、スピード感を持って市政を進めてまいります。
(2)「所沢を日本一のまちにする」
市民の皆さまお一人おひとりにとってやりたいことのできるまち、可能性が広がるまち日本一を目指してまいります。
市民の皆さまが、どのように生きたいか、どのように生活したいかは、さまざまでいらっしゃると存じます。お一人おひとりが主人公として輝けますようにそのお手伝いする、幸せの土台・基盤づくりを行うことが、市長として私の仕事であると考えます。
私が申し上げるまでもなく、所沢はいろいろなものがあり、本来、可能性の宝庫のまちです。そのたくさんある可能性を花開かせていくことによって、市民の皆さまの苦しみや悲しみを少なくし、笑顔が増えていきますように努めてまいります。
以上、2つのことを心掛けてまいります。
市民の皆さまにとって「所沢市民」でいらっしゃることが誇れるまちを、ほかのまちに住む方からは「所沢に住んでみたいなぁ」と思っていただけるまちを、市民の皆さまお一人おひとりとご一緒につくっていきたいと思います。どうぞよろしくお願い申し上げます。
〔小野塚市長のプロフィール〕
1972(昭和47)年5月生まれ。
3歳から水泳を始め、中学・高校・大学と水泳部。中学・大学で主将、高校時代、埼玉県大会でバタフライ3位。大学では4年間の合宿所生活、寮長を務める。
立教大学卒業、早稲田大学大学院、東京大学EMP修了。日本銀行に12年間勤務(政策委員会室、国際局他)。衆議院議員時代には、財務金融委員会、青少年問題に関する特別委員会、北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会で理事を務める。
趣味は歴史に関するものを見たり聞いたり読んだりすること。
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