■歯ぎしり・かみしめに注意!~ブラキシズム~
朝、目覚めたときに奥歯や顎が痛い、家族から歯ぎしりを指摘された、などの経験はありませんか。歯ぎしりやかみしめなどの行動の総称である「ブラキシズム」は、寝ている時だけでなく、目覚めている時にも無意識に行っていることが多く、音のしない場合もあるため、気が付かないうちに歯や顎に悪い影響をもたらすことがあります。
◇ブラキシズムの症状は?
睡眠時に起こる場合と覚醒時に起こる場合に分類され、歯ぎしり、かみしめ、上下の歯をカチカチと接触させる症状などがあります。近年、これらの症状のある人が増えていると言われていますが、コロナ禍で在宅ワークが増え、会話をする機会が減ったり、スマートフォンの使用などにより、うつむく姿勢が増えたりしたことも要因と考えられています。
◇歯に与える影響は?
ブラキシズムが習慣化すると歯が割れる、すり減るだけでなく、顎(がく)関節症や知覚過敏、歯周病を悪化させることにもつながります。
◇ブラキシズムの症状があったら
緊張や集中している時は、リラックスしてひと呼吸おくなど、ストレスをためないようにしましょう。また、歯や顎に違和感があった場合は、かかりつけ歯科医に相談することをお勧めします。
保健センターでは歯科に関する教室や相談を行っています。お気軽にお問い合わせください。
問合せ:健康づくり支援課
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