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自治体の皆さまへ

わかれば変わる認知症の世界(8)

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埼玉県所沢市

認知症の症状があっても、住み慣れたまちで自分らしい生活を続けたいと、多くの方が望んでいます。
認知症の人の見え方・感じ方を理解するヒントを、隔月にお届けしています。
さて、今回のお悩みは。

■同じことを何度も何度も言う
認知症の方を介護している方の中には、毎日のように同じ話をされたり、日付や近々の予定を何度も尋ねられ、「また同じ話…」「さっきも言ったじゃない」とストレスを感じている方も少なくありません。
しかし、ご本人には同じ話や質問をしている自覚はありません。苛立った対応をされると、理不尽な扱いをされたと感じたり、不安になって余計に同じ質問を繰り返してしまう場合もあります。では、どのように接すればよいのでしょうか?

◇接し方のポイント
感情的にならず、丁寧な応対を心がけましょう。日めくりや予定が書き込めるカレンダーを利用して一緒に確認したり、予定は直前に伝えた方がうまくいく場合もあります。話の要点などをメモに書き留めると、後から見直すことができます。イライラしてしまう時は、話題を変えたり、その場から一旦離れるのも1つです。
新所沢東地域包括支援センター 藤井認知症地域支援推進員

問合せ:高齢者支援課
【電話】2998-9120

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