DVひとりで悩んでいませんか

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■11月12日～25日は「女性に対する暴力をなくす運動」期間
▼DV(ドメスティック・バイオレンス)とは?
DVとは、配偶者や恋人など、親密な関係にあるパートナーからの暴力のことです。身体への暴力や精神的な嫌がらせ、脅迫、性的行為の強要などがあり、被害者の多くは女性です。
令和3年3月に内閣府が公表した調査では、女性の約4人に1人、男性の約5人に1人が配偶者から身体的・心理的・経済的・性的のいずれかの暴力を受けたことがあり、女性の約10人に1人は何度も受けているという結果が出ています。

▽配偶者から暴力を受けたことがある人の割合
女性：4人に1人
男性：5人に1人

▽こんなことはありませんか?
・無視される
・殴られる、蹴られる
・怒鳴られる
・性行為を強要される
・他の人と仲良くすると責められる
・メールやLINEの返事をすぐに返さないと怒られる
・相手が怖くて自分の気持ちを言えない
・いつも相手の顔色をうかがってしまう

▼デートDVとは?
主に交際相手からの暴力のことをデートDVと言います。身体への暴力や精神的な嫌がらせ、スマートフォンなどを使って束縛・監視するデジタル暴力などがあります。
女性の約6人に1人、男性の約13人に1人が交際相手から暴力を受けたことがあるということが分かっています。
もし、あなたが交際相手から大切にされていないと感じたら、まずは家族、友だち、学校の先生など相談しやすい人に話してみましょう。

▼どんな影響があるの?
身体的な暴力によるけがも問題ですが、心に与える影響は更に深刻です。心に受けた深い傷は、加害者と離れてもなかなか癒えず、精神的な影響は長く続きます。

▽子どもに与える影響も…
安心の場であるはずの家庭で暴力が繰り返されると、子どもは自由な感情表現ができなくなったり、心や体に影響が現れたりします。その影響が将来にわたって続くことがあります。
また、自分が育った環境から、感情表現や問題解決の手段として暴力を用いるようになる場合もあります。

▽こんな影響があります
・集中力がなくなる
・自信がなくなる
・忘れっぽくなる
・気力がなくなる
・眠れなくなる
・心的外傷後ストレス障害(PTSD)などの精神疾患の発症

▼小さなことでもご相談ください
被害者も周囲の人も、パートナーからの暴力を誰にもどこにも相談しないことがあります。
DVは人権侵害であり、どのような理由があっても許されません。「自分がされていることって、もしかしてDV?」と思ったら、ひとりで抱え込まず、相談してください。
秘密は厳守します。

▽〔市〕福祉相談室(電話・面談)
日時：月曜・水曜・金曜日(祝日、年末年始を除く)
午前9時～正午、午後1時～5時
※受付は午後4時30分まで
場所：市役所
【電話】048-477-1835

▽〔市〕法律相談(面談)
日時：毎週火曜・木曜日(予約制)
※毎月第2・4木曜日は、女性弁護士
場所：市役所
問合せ：地域活動推進課
【電話】048-477-1583

▽〔県〕配偶者暴力相談支援センター
日時：
月曜～土曜日…午前9時30分～午後8時30分
日曜日・祝日…午前9時30分～午後5時
(年末年始を除く)
【電話】048-863-6060

▽〔県〕男女共同参画推進センター(With Youさいたま)
・男性のための電話相談
日時毎月第1・3日曜日、午前11時～午後3時
【電話】048-601-2175
・女性弁護士による無料法律相談
(面接・予約制)【電話】048-600-3800

▽〔国〕性犯罪・性暴力被害者のための
ワンストップ支援センター
【電話】#8891
※発信場所の最寄りの同センターに接続

▽〔国〕女性の人権ホットライン
期間限定で受付時間を延長
日時：11月15日(水)～21日(火)
午前8時30分～午後7時
(18日(土)・19日(日)は午前10時～午後5時)
相談専用【電話】0570-070-810
担当者：法務局職員、人権擁護委員
問合せ：さいたま地方法務局人権擁護課
【電話】048-859-3507

緊急時は迷わず110番通報を!

▼DVへの理解を深めよう!
▽パープルリボンパネル展
十文字学園女子大学と協働開催
日時：11月16日(木)～21日(火)
平日、午前9時～午後5時
場所：市役所市民ギャラリー
内容：相談先や法律の改正について分かりやすく展示

▽DV防止関連の図書特集展示
日時：11月1日(水)～30日(木)
場所：中央図書館

問合せ：福祉政策課
【電話】048-424-4693