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[特集1]新座の教育 はぐくもう共に生きる力と豊かな心

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埼玉県新座市

だれもが自分らしく幸せに生きるために

■子どもたちに寄り添った学びの場を ~インクルーシブ教育の推進~
年齢や性別、国籍、障がいのあるなしなど、人それぞれの違いを自然に受け入れ、支え合い、互いに認め合う社会の実現を目指しています。
市では、障がいのある子どもと障がいのない子どもが同じ場で共に学び合う『インクルーシブ教育』を推進し、一人ひとりのニーズに寄り添った教育を進めています。
学校では、「通常の学級」、「特別支援学級」、「通級指導教室」といった『多様な学びの場』を整え、子どもたちはそれぞれに合った環境の中で学びを深めています。
また、特別支援教育支援員や介助員、外国籍児童生徒サポーターなどを各学校に配置して、一人ひとりが自分のもてる力を発揮し、誰もが楽しく学校生活を過ごせるように支援しています。

▼多様な学びの場
▽通常の学級
基本的には、全ての教科で、同じクラスの子どもたちが同じ内容の授業を受けます。

▽特別支援学級
障がいなど配慮が必要な児童生徒に対し、学習上や生活上の困難を克服するために設置された少人数の学級です。
市では全校に特別支援学級を設置しています。

▽通級指導教室
障がいの程度が比較的軽い児童生徒が、通常の学級に在籍しながら、一人ひとりのニーズに応じた指導を受けるための教室です。
市では、難聴・言語障がい通級指導教室と発達・情緒障がい通級指導教室を設置し、それぞれの児童生徒が週1回、1~2時間程度の個別の学習を行っています。

[難聴・言語障がい通級指導教室]
聞こえにくい、正しく発音しづらい、吃音があるといった課題に対し、補聴器や人工内耳を活用して聞き取りの練習をしたり、正しい発音を日常的に使えるよう唇や舌の使い方を練習したりするなど、聞くことや話すことへの不安を減らし自信がもてるような取組を行っています。
[設置校]
・八石小学校『きこえとことばの教室』

[発達・情緒障がい通級指導教室]
不注意による失敗を繰り返してしまう、自分の気持ちを上手く伝えられない、衝動的な行動が多いといった課題に対し、感情をコントロールしたり、相手の気持ちを理解したりといった、主に集団参加や対人関係に必要なスキルやコミュニケーションに関する学習を行っています。
[設置校]
・新座小学校、野寺小学校『ふらねっとルーム』
・第三中学校『FLANETルーム』

▼児童生徒に合わせたサポート体制
▽特別支援教育支援員・介助員
市内全小・中学校に「特別支援教育支援員」を43名配置し、通常の学級及び特別支援学級で、配慮が必要な児童生徒に対する支援を行っています。また、介助を要する児童生徒には「介助員」が必要なサポートを行っています。

▽外国籍児童生徒サポーター
日本に移住して間もない外国籍の子どもが、学校生活にスムーズに適応できるよう「外国籍児童生徒サポーター」を派遣し、学習面や生活面での支援を行っています。

問合せ:教育相談センター
【電話】048-477-7204

■にいざGIGAスクールNEXT5.0の推進 ~75インチ電子黒板を導入しました~
市内全中学校の各教室への電子黒板の導入により、学習のヒントとなる写真や動画を共有したり、他校の生徒などと意見交換したりして、学習を充実させることができます。
今後も、1人1台のタブレット端末と電子黒板を効果的に活用した授業を積極的に推進していきます。
・教室のどの席からでも画面が見やすいです。
・タブレット端末と同じように簡単に操作できます。
・デジタル教科書や動画などを使った効果的な授業を行いやすくなりました。

問合せ:教育支援課
【電話】048-477-7142

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