■「野火止用水陣屋堀築堤遺構(のびとめようすいじんやぼりちくていいこう)」を市の文化財に指定しました
江戸時代前期に開削された野火止用水は、市内で大きく4つの流れに分かれています。そのうちの1つである陣屋堀は、現在の水道道路に沿って旧川越街道方面に流れていました。
この陣屋堀は、高崎藩の陣屋に飲用水を供給するため、野火止一丁目17番地内で更に分岐する流れになっていました。陣屋があったとされる場所は、付近が窪地であることから、水路の勾配を確保するために土を高く盛り、その上に水を通していました。
この築堤が、江戸時代の土木技術の高さを伝える重要な遺構であることから、令和6年8月に市の文化財(史跡)に指定しました。
※築堤周辺は、現在住宅地です。見学の際は近隣住民への配慮をお願いします
※文化財保護のため、築堤には登らないでください
問合せ:歴史民俗資料館
【電話】048-481-0177
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