■「漢字なりたち絵本」
谷山(たにやま)彩子(あやこ)/作
あすなろ書房
12月12日は、「いい字いち字」の語呂合わせで「漢字の日」とされています。毎年、「いい字」を少なくとも「一字」は覚えてほしいという願いが込められているそうです。
そんな漢字の日にちなみ、今回紹介するこの本では、漢字のもとになった絵文字を読み解き、様々な漢字の成り立ちを楽しく学ぶことができます。
絵文字から始まった漢字は、長い時間をかけて今の形になりました。自然、生き物、暮らしの道具、人の体や姿など様々な形から生まれました。「川」や「山」など原形を想像しやすい漢字から、動物の足あとの形がもとになっている「番」といった原形が意外な漢字まで、その成り立ちを絵で分かりやすく解説しています。
※所蔵館などは、中央図書館(【電話】048-481-1115)にお問い合わせください
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