■[コラム]節分
節分とは、季節を分けるという意味があります。四季それぞれに節分がありますが、旧暦では春から1年が始まるとされていたため、冬から春に変わる節目の日が節分として定着しました。
古くから、季節の分け目には邪気が現れやすいとされていました。邪気の象徴である鬼を滅ぼすという意味の「魔を滅する」が「魔滅(まめ)」となり、それにちなんで豆がまかれるようになったとされています。
市内では豆まきのほかに、柊(ひいらぎ)の枝にめざしの頭を刺して焼きながら、「○○の虫もジーリジリ」と唱える習慣がありました。○○には、米やにんじん、ごぼうなど、各農家が育てている作物の名前を入れ、それに付く虫を焼くことで、豊作を願ったそうです。
■企画展示「普光明寺と大和田展」
4月に行われる、33年に1度の普光明寺の千体地蔵尊御開帳を記念して、同寺や大和田地区の歴史、千体地蔵尊を紹介します。
期間:2月15日(土)~4月13日(日)
問合せ:歴史民俗資料館
【電話】048-481-0177
開館時間…午前9時~午後5時
※2月の休館日は、毎週月曜日、11日(火・祝)、23日(日・祝)、28日(金)
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