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10月は「がん検診受診率60%達成に向けた集中キャンペーン月間」

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埼玉県日高市

10月は「がん検診受診率60%達成に向けた集中キャンペーン月間」
~がん検診 愛する家族への 贈り物~

がんは日本人の死因第1位です。男性の3人に2人が、女性の2人に1人ががんになっています。それでも、早期発見と早期治療で半数以上が治る時代になりました。早期発見のためには定期的ながん検診が有効ですが、日本のがん検診受診率は40%と先進国の中では低い状況です。「面倒だ」と検診を先延ばしにしていた人、「若いからまだ大丈夫」と受けたことのない人は、今年こそは受診してみませんか。

■胃がん
胃に何らかの刺激が加わって起こります(塩分過多、喫煙、ヘリコバクターピロリ菌など)。以前に比べ、診断や治療技術の向上により死亡数は減ってきました。しかし、胃がんに特徴のある症状があるわけでなく、胃の不快感、腹痛をありふれた体調不良だろうと見逃す人もいます。50歳以上の人に2年に1回の定期的ながん検診が推奨されます。

▽検診内容
バリウムを飲む胃部X線検査と、胃カメラを飲む内視鏡検査とがあります。定期的ながん検診が推奨されます。

■大腸がん
40歳頃から増え始めます。日本人のがん死亡原因の女性1位、男性2位であり、食事の欧米化を受けて増加傾向にあります。早期に発見・治療することで95%以上の人が治ります。しかし早期には自覚症状がほとんどありませんので、毎年1回の検査を続けることが大切です。

▽検診内容
便に血が混じっているかどうか、2日間の便を検査します。便の表面をこするだけなので、非常に簡単です。

■子宮頸がん
20~30歳代の若い人に増えてきており、30歳代後半で最も患者数が多くなっています。初期には症状はなく、進行するにつれて不正出血、下腹部の痛みなどが出てきます。

▽検診内容
ブラシやへらで子宮頸部の細胞をこすり取って調べます。20歳を過ぎたら検診を受けましょう。

■乳がん
食事の欧米化や、出産経験の減少などにより急増中です。40歳代後半に発症のピークがあります。がんは小さいうちに見つけると治る可能性が高い病気です。進行すると他の臓器に転移してさまざまな症状を引き起こしたり、命を脅かしたりするようになります。

▽検診内容
乳房専用のX線検査で、しこりになる前の石灰化がないかを調べます。乳房を板ではさみ撮影します。

■市のがん検診
▽集団検診
保健相談センターや公民館で行い、同時に複数のがん検診を受診できます。
詳しい日程や会場は「日高市健幸スケジュール」または市ホームページをご覧ください。

▽個別検診
指定の医療機関でがん検診を受けます。集団検診では日程の都合がつきにくい働く世代の人にお勧めです。

問い合わせ:保健相談センター保健相談担当
【電話】985-5122

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