今回の「ひだかの魅力再発見」は、「パリ2024オリンピックマラソン男子日本代表」に内定した小山直城選手(Honda陸上競技部・高麗川中学校卒業)をご紹介します。
■パリ2024オリンピックマラソン男子日本代表に内定
オリンピックでは8位入賞が目標 地元の声援が励みに
小山直城(なおき)選手(原宿出身)
10月15日に行われたマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)で優勝し、パリ2024オリンピックマラソン男子日本代表に内定しました。地元の皆さんから多くの声援をいただけたことはとても嬉しく、励みになっています。
祖父の実家で子どもの頃に見た奥むさし駅伝競走大会の影響から陸上に興味を持ち、高麗川中学校の陸上部に所属したことが始まりです。巾着田や日和田山で今もトレイルラン等のトレーニングを行うこともあり、自然豊かな日高市はとてもいい環境であると感じています。
マラソンはレースプランを考えなければ最後まで走り抜けられません。部活動に打ち込むためにも勉強を頑張った高麗川中学校での経験が、考えながら走るということを両立できるようになった今につながっています。小・中学生の皆さんもさまざまなことに挑戦して、自分の好きなことを見つけ、それに向けて頑張ってください。
オリンピックでは8位入賞が一つの目標です。先頭集団に食らいつき、ラストスパートでは自分から仕掛けていけるようなレースをしたいと思っています。まだまだ世界と差があるため、スピードもスタミナも強化し、自己ベストを更新して少しでも差を埋めていきたいです。
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