日高市で学校給食がスタートしたのは昭和38年のことでした。
それから60年。コロナ禍などさまざまなことがありましたが、いろいろな人たちに支えられて給食が提供されています。今回は、給食が子どもたちに届くまでの一部を紹介します。
■学校給食センター情報
日高市は共同調理場方式をとっています。学校給食センターの中で、小・中・義務教育学校11校、約4,300食を調理し配送しています。
・令和5年1月から、くりっかー・くりっぴーがデザインされた食器・トレイでの給食の提供が始まりました。
・令和5年4月から、調理・配送業務委託を開始しました。
・令和5年7月6日・7日の2日間、学校給食センターで学校給食試食会を開催し、調理の様子も見学していただきました。
■人気メニュー
タンドリーチキン
▽材料(4人分)
鶏切身肉:70g4枚
塩:小さじ1/2
こしょう:少々
無糖ヨーグルト:大さじ3
カレー粉:小さじ1
トマトケチャップ:大さじ2
ウスターソース:大さじ1
油:適量
▽作り方
(1)鶏肉に塩・こしょうを振り、ヨーグルト、カレー粉、トマトケチャップ、ウスターソースを混ぜたものに漬け込む。
(2)漬け込んだ鶏肉を取り出し、油を敷いて焼く。
他にも人気メニューのレシピを市ホームページで公開中です給食ができるまで
■給食ができるまで
▽この日のメニュー
ごはん、プリプリ中華炒め、シューマイ、牛乳
▽事前準備
献立作成:栄養士が栄養バランス、季節感、食文化等を取り入れて献立を作成しています。
食材の選定:献立で使用する食材の見本が納品業者から届くため、味・価格などを比較し選定します。
工程表等の作成:食材の発注を行います。また、当日の釜割り、作業工程表、当番表を作成します。
・午前8時 検収
毎朝新鮮な食材が届きます。品物の鮮度や数量等を確認します。
・午前8時10分 下処理
野菜等を丁寧に水洗いし、献立に合った大きさに切っていきます。
・午前9時40分 調理
大きな釜や蒸し器を使い調理します。できあがったら温度や味の確認をします。
・午前10時30分 配食
できあがった料理を各クラスの食缶に配分します(アレルギー対応食も、個別に用意)。
・保存食
できあがった料理を保存食として専用冷凍庫で2週間保存します。
・給食の時間まであと少し!午前11時 配送
学校へ配送後、各教室へ食器・食缶等を運びます。また検食(校長先生や教頭先生が安全性や味つけ等を確認すること)が行われます。
・午後0時15分 給食
待ちに待った給食の時間!準備ができたらいただきます!
・午後1時 片付け
ごちそうさまでした!
・午後1時30分 回収・洗浄
給食後、食器・食缶等をトラックで回収します。学校から戻ってきた食器・食缶等はきれいに洗浄し、消毒保管します。
問い合わせ:学校給食センター
【電話】985-3600
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