市では、市内6つの地区に学校運営協議会を設置し、コミュニティ・スクールを基盤とした小中一貫教育を進めています。
各地区では、地域の特色を生かした教育の推進に向けて、協議を重ね、実践しています。今回は、高萩地区の取り組みを紹介します。
高萩地区では、地域学校協働本部を立ち上げ、学校と地域が一体となって活動しています。
令和5年5月に高萩中学校で開催した授業見学会では、学校運営協議会委員に真剣な眼差しで授業を受ける生徒の姿を見ていただきました。その後の学校運営協議会では、今後の小中一貫教育や地域学校協働本部の在り方について協議しました。
10月下旬に高萩中学校で行われた合唱祭には小学5年生も参加しました。全体合唱「BELIEVE」は、全員の心が一つとなった歌声が体育館に響きました。合唱祭を通して、中学生は先輩としての立場を自覚し、小学生は中学生への憧れをより一層強め、なかよし音楽会へとつなげています。合唱祭は高萩地区のよき伝統の一つです。
他にも、なかよし運動会に向けた小中合同練習、中学校の部活動を小学6年生が体験する体験入学など、さまざまな交流会があります。子どもたちが安心して9年間を過ごせるように、校則やみんなの約束のすり合わせをし、伝統というバトンを確実に引き継ぎ、より良い高萩小・中学校にしていけるよう、学校・家庭・地域が一体となって取り組んでいます。
次回は、「高根地区」の取り組みを紹介します。
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