令和6年を振り返って最初に思い浮かぶのは、日高市出身の小山直城選手がパリ2024オリンピックマラソン男子に出場したこと。あの暑い夏の日、文化体育館「ひだかアリーナ」の小山直城選手応援パブリックビューイングに参加した人もいると思います。次に浮かんだのは、メジャーリーグベースボールの大谷翔平選手が史上初の50-50を達成したこと。6打数6安打、3打席連続ホームラン、2盗塁、10打点と圧巻のパフォーマンスで記録達成。新聞の号外が発行されるほどの大騒ぎになりました。
さて、今年の正月、新年を迎えるにあたって目標を立てたことと思います。そして、小山選手や大谷選手のように不断の努力によって夢や目標を達成した(近づいた)人もいれば、諦めてしまったり、目標を忘れてしまった人もいたのではないでしょうか。
師走の今、令和7年に思いを巡らせる時季になりました。新年を迎えると不思議と何かいい事が起こりそうな予感がしたり、前向きな気持ちが湧き出たりします。そのタイミングで目標を立てること、口に出して周りの人に宣言してみることをお勧めします。
そこで、実現可能な目標の立て方の例を三つ紹介します。
(1)目標は一つにする。あれもこれもと欲張らない。
(2)目標は行動目標にする。将来の夢や目標を達成するために、今の時点で何をすればよいか考える。
(3)行動目標は実現が難しいものではなく、十分実現可能なものにする。
教育相談の肝は、あわてず・あせらず・あきらめず。目標達成の肝もこれまた同じです。目標の種をまき、毎日水やりをしながらコツコツと育てていく。種をまかなければ花は咲かないし、種をまいても一日で咲く花はありません。令和7年巳み年どし、皆さんにとって夢や目標が実現できる年になりますように!
<この記事についてアンケートにご協力ください。>