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ひだかの魅力再・発・見

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埼玉県日高市

今回の「ひだかの魅力再発見」は、WFDF2024世界アルティメット選手権大会に日本代表選手として出場した関口亜佑美さんをご紹介します。

■WFDF2024世界アルティメット選手権大会第5位 関口亜佑美さん(武蔵高萩)
これが得意でないと出来ない、というスポーツではない。強みを生かし、協力し、たたえ合う。
アルティメットというスポーツを多くの皆さんは聞いたことがなく、見たこともないかもしれません。私も初めて聞いた時は、皆さんと同じでした。
大学入学時、アルティメットサークルに勧誘された際、「バスケやってたでしょ」と高校までの経験を見抜かれたことが気になり、競技の映像を見てみたところ、その格好良さに魅了され、始めてみました。私が始めた時は競技に必要な7人を揃えることも大変でしたが、最近は日本でも中学校や高校の体育で取り入れられ、少しずつ競技人口が増えてきています。アルティメットの魅力は、試合に出ている選手とチームメイト・観客の距離が近いことです。コートのすぐそばに立って応援してくれているため、得点した時などにすぐに一緒に喜びを分かち合え、一体感を味わえます。足が速くないといけない、これができないといけない、ということはなく、得意な分野で活躍し、チームで補い合うことができるスポーツです。
セルフジャッジという特徴から、相手と意見が分かれた際に、自分で考え、相手に伝えるということが必要なため、子どもの頃からアルティメットを経験してみることが、自主性を育むことにもつながるのではないかと感じます。
昨年日本代表選手として4年に1度開催される世界大会に出場しました。試合中は敵同士であっても、その場で「良いプレーだね」とハイタッチでたたえてもらうなど、世界の舞台ならではの経験ができました。

▽アルティメットってどんな競技?
アルティメットとはアメリカ発祥のスポーツで、フライングディスクをパスし、コート両端のエンドゾーン内でキャッチすれば得点となる競技です。
ディスクを操る技術や走力、持久力などさまざまな能力を発揮して行う競技のため、英語で「究極」を意味する「アルティメット」と名付けられました。
フェアプレーを最重要視し、セルフジャッジ制が導入され、選手は競技者と審判の役割を同時に求められることが特徴です。

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