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今こそ地震対策の見直しを 関東大震災から100年

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埼玉県春日部市

今年は、1923(大正12)年に発生した関東大震災から、100年の節目に当たります。関東大震災では、本市においても多くの家屋が倒壊するなどの被害が発生しました。
国では発生日の9/1を「防災の日」と定め、地震被害防止・軽減のために緊急地震速報や地震観測情報などを発表しています。こうした情報を見聞きした際には、落ち着いて適切な行動を取ることが大切です。改めて地震対策を見直してみましょう。

■想定される地震と被害想定
○茨城県南部地震
マグニチュード7.3、最大震度6強

○東京湾北部地震
マグニチュード7.3、最大震度6弱

○人的被害の想定
死者54人、重傷者58人、軽傷者603人

○建物被害の想定
木造1,076棟、非木造104棟

■今できること
地震対策において、家具の固定は命を守るため大変有効です。
実際に、阪神・淡路大震災では、神戸市内の犠牲者のうち約83パーセントが、建物や家具の転倒による窒息死や圧死で亡くなっています。

・L型金具
原則は、L型金具などで壁の下地材(間柱など)にネジで固定する。壁に強度が足りない場合は、あて板を付けネジが抜けないようにする。

・連結金具
上下に分かれている家具は連結する。

・つっぱり棒(ポール式)
ストッパーやマット式と組み合わせで行う。

・扉開放防止器具
・ガラス飛散防止フィルム

■地震発生時に行うこと
慌てず、まず、身の安全の確保を。
提供:効果的な防災訓練と防災啓発提唱会議

◆安全を確保するための行動例
○家の中にいる場合
頭部を保護し、丈夫な机の下など安全な場所に避難/慌てて外に飛び出さない/無理に火を消そうとしない

○屋外にいる場合
ブロック塀の倒壊や看板・割れたガラスの落下に注意/近くの公園や広い場所に避難

○大型店舗などにいる場合
エレベーターでは、最寄りの階に停止させ、すぐに降りる/自動車運転中は、ハザードランプをつけ、緩やかに速度を落とし、道路左側に停車する

問合せ:危機管理防災課
【電話】内線2341

■関連イベント
三市郷土資料館連携スタンプラリー
「埼玉の関東大震災100年を巡る」
日時:9/1(金)~10/8(日)
場所:郷土資料館
内容:関東大震災100周年を紹介する川口市・幸手市・春日部市の郷土資料館の展示を巡るスタンプラリー。3館のスタンプを集めた人にオリジナルグッズをプレゼント(先着100人)

問合せ:郷土資料館
【電話】048-763-2455

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