市内各地で地域に根ざし活動している高齢者の団体「いきいきクラブ」では、さまざまなこどもの見守り活動を行っています。地域の人たちと世代を超えてつながる取り組みに参加してみませんか?
■三世代交流事業参加者の声
・輪投げやマジックショーなど、なかなか見られない企画に感動し、三世代交流事業の大切さを実感しました。
・こどもたちが楽しみながら他の家族と交流できたのが良かった。
・家族みんなで参加させてもらい、スイカ割りや輪投げなどみんなで楽しみました。
・近所なのですぐに行けるのが良かったです。
・アットホームなお祭りだと感心しました。
・お土産もあり、ちょうど良いイベントでした。こどもも大人も楽しめました。
・こどもが小さいため、規模が大き過ぎずお土産もあり、ちょうど良いイベントでした。
■子育てする人を孤立させないよう「一緒に楽しめるイベント」をつくりたい
内牧地区連合会・梅田会 会長 篠永(しのなが)さん
私たちの地区の梅田会の会員は現在80人。小さい地区なので、市内の人は誰でも入れるようにしています。三世代交流事業は子育てする人を孤立させないという意義で2007年から行っています。今まで紙芝居や折り紙、輪投げにマジックショー、お米すくいや科学実験教室などさまざまなことを試行錯誤しながら行いました。その後、梅田3丁目自治会と共催で夏まつりを行ってみたら、すごく盛り上がって多くの人に来ていただきました。おかげで、自治会のスポーツ大会などへの若い人たちの参加が増えたようです。今までもあいさつはしていましたが、私たちと若い人たちとの間に親しみが増したような感じがします。
もっとこどもたちが集まって、一緒に楽しめるようなイベントをつくりたいので、興味がある人にはぜひ参加してほしいですね。
■地域の人が普段から見守ってくれる「安心感」
井澤(いざわ)さん親子
母:家のすぐ前が公園で、何か催し物があると参加しています。もう5年くらいたつかな。
秋人(あきと)くん:本当に楽しいから毎年参加してる。一人だと嫌だから違う地区の友達も誘ってる。景品で図書カードとかもあるけど、ぼくは手作りのコマみたいなのをもらった。あれどうやって作るんだろう。
母:参加者で一番多いのはこども世代。親世代は少ないですが、周囲の大人が見守ってくれているので安心して参加させられます。こどもがどうやったら楽しめるか、すごく考えてもらっています。三世代交流事業で知り合った地域の人が普段から見守ってくれて、「この前秋人くんあいさつしてくれたよ」など声を掛けてくれます。違う世代の方との交流は緊張するかもしれませんが、親にとってもこどもにとっても参加してみるのはいいことだと思います。
秋人くん:1回参加してみればいいと思う!
■多様なイベントを通じて「地域のつながり」や「にぎわい」が生まれる
高齢者支援課 柿沼(かきぬま)さん
いきいきクラブ連合会には現在37のクラブがあり、それぞれの地域で活動しています。連合会では輪投げ大会やグラウンド・ゴルフ大会などのスポーツイベントの他、民謡や踊りの披露に手工芸などの展示会、旅行などによる会員同士の親睦交流や地域での清掃活動といったボランティア活動を行っています。また、連合会としての開催以外にクラブそれぞれが独自に多様なイベントを開催しています。
さらに各地域の伝承活動やこどもの見守り活動として、夏まつり、やったり踊りの練習、ラジオ体操、焼き芋大会やもちつき、輪投げやビンゴなどの交流ゲーム大会を行っています。
三世代が交流できる機会を設けることで地域でのふれあいや子育て支援につながりますし、高齢者の皆さんがいきいきと活動されることでご自身の心身の健康増進および生きがいづくりにも寄与すると考えています。
各活動を通して、さらに地域のつながりやにぎわいが生まれ、人と人との交流が活発な、温かいまちになってほしいです。
■いきいきクラブの活動や三世代交流事業に興味のある人は
各クラブで行っている三世代交流事業については、クラブごとにチラシなどでお知らせしています。またいきいきクラブ連合会の会員として一緒に活動したい人は高齢者支援課へご連絡を!
問合せ:高齢者支援課
【電話】048-736-1114
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