ある日突然、生活費やお子さん・お孫さんに残す大切な財産が騙(だま)し取られたことを想像してください。
詐欺は、決して人ごとではありません。騙されないために、一人で決断しない、警察や信頼できる周囲の身近な人に相談することが大切です。家族はもちろん、近所の人とも特殊詐欺などについて一緒に考えてみてください。〔健幸〕
■自動音声ガイダンスを利用した架空料金請求詐欺
大手電話会社を名乗り、自動音声ガイダンスで料金の未納などを理由に回線停止や法的措置をとる旨を通知して架空の料金を請求し、プリペイドカードなどの電子マネーや振り込みによる支払いを要求するなどの詐欺が多く発生しています。
○被害防止ポイント
・相手の番号を確認(国際電話番号や非通知が多い)
・留守番電話に設定するなどして、音声ガイダンスのダイヤル番号を押さず、電話に応じない
■埼玉県警察の詐欺防止の取り組み
○留守番電話設定テスト
詐欺の電話から被害を防ぐため、県内居住の65歳以上の人を対象に留守番電話設定テストを実施しています。合格した人を対象に、毎月50人に、協力事業者から優遇特典を受けられる、留守番電話設定認定証が送られます。
○特殊詐欺水際防止功労者証
特殊詐欺等の被害を未然に防止した一般の人で、警察署長から感謝状を受領した人に対して、協力事業者から優遇特典を受けられる、特殊詐欺水際防止功労者証を交付しています。
問合せ:くらしの安全課
【電話】048-736-1126
<この記事についてアンケートにご協力ください。>