議会だより(2)

9／47

◆議案審議
▽議案第34号令和4年度(2022年度)朝霞市一般会計歳入歳出決算認定について
認定(賛成多数)
・北朝霞・朝霞台駅周辺の再生推進事業
山口公悦議員：官民連携まちなか推進事業についてお伺いします。この事業は、北朝霞・朝霞台駅周辺の再生事業ですが、すでにエリアプラットフォーム構築会議やデザインラボが開催されています。事業の進捗状況と、この事業に市民の声をどのように活かして行くのかお答えください。
都市建設部長：令和4年度は官民連携の取り組み、「北朝霞・朝霞台デザインラボ」を企画し、公共空間の活用に関する各種勉強会、まち歩き、ワークショップなどの開催を通じて、まちづくりに興味がある方が参加しやすい環境の構築や、官民連携で公共空間を整備、利活用する機運の醸成を行いました。また、北朝霞駅西口ロータリーの改修を官民協働で魅力的な公共空間を実現するモデル事業に位置付け、人中心で居心地のよい広場空間とするための広場の使い方や運営方法等の検討を行いました。
ワークショップでは、市民の皆さんから鉄道利用者の混雑などにより、駅周辺については課題が多いという声をいただきました。これらの課題を踏まえ、今後市民の皆さんと引き続きワークショップ等やまち歩きなどを行いながら、本地区の将来像を分かりやすく示す未来ビジョンの作成に取り組んでいきたいと考えています。

・障害者福祉の後退時の当事者の納得性
黒川滋議員：枠配分予算の導入と一律約8%減の予算シーリング枠で、さまざまな分野で予算が削減されました。なかでも障害福祉分野では給付金やサービスの削減などが大幅に行われ、当事者たちが困惑するなか一方的な決定がされてきましたが、その後、制度の不利益変更する際の当事者の合意形成などの仕組みづくりに努力されたのでしょうか。
福祉部長：福祉政策決定における当事者参加については、実施していません。この度の手当額の減額は、該当する方にご理解いただけるよう、改定の内容等を2回郵送させていただくとともに、「広報あさか」や市ホームページにも掲載し周知しました。

▽議案第35号　令和4年度(2022年度)　朝霞市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について
認定(賛成多数)
【説明】歳入111億8,451万9,327円、歳出109億9,505万3,361円で、この決算を正当なものとして認定するものです。
歳入の主なものは、国民健康保険税、県支出金などです。
歳出の主なものは、療養給付事業、高額療養費支給事業、国民健康保険事業費納付金などです。

▽議案第36号　令和4年度(2022年度)朝霞市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について
認定(賛成多数)
【説明】歳入86億4,522万2,443円、歳出82億1,080万2,055円で、この決算を正当なものとして認定するものです。
歳入の主なものは、65歳以上の第1号被保険者分保険料、介護給付費交付金などです。
歳出の主なものは、居宅介護等サービス給付費負担金、施設介護サービス給付費負担金、介護予防事業、包括的支援事業・任意事業に係る委託料などです。

▽議案第37号　令和4年度(2022年度)朝霞市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について
認定(賛成多数)
【説明】歳入15億2,659万8,545円、歳出15億1,820万9,479円で、この決算を正当なものとして認定するものです。
歳入の主なものは、後期高齢者医療保険料などです。
歳出の主なものは、一般管理事務費、徴収事業、後期高齢者医療広域連合納付事業、保険料還付事業などです。

▽議案第38号　令和4年度(2022年度)朝霞市水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定について
原案可決及び認定(賛成多数)
【説明】剰余金の処分については、当年度未処分利益剰余金のうち、4億9,334万2,090円を資本金へ組み入れ、減債積立金に、1億9,716万4,500円、建設改良積立金に、1億9,716万5,393円を積み立てるものです。
決算については、収益的収入額27億1,065万737円、収益的支出額22億2,806万9,743円、資本的収入額5億5,461万9,988円、資本的支出額15億4,755万4,306円で、この決算を正当なものとして認定するものです。
収益的収入の主なものは、水道料金、水道利用加入金などです。
収益的支出の主なものは、県水受水費、職員人件費、委託料、修繕費などです。
資本的収入の主なものは、企業債です。
資本的支出の主なものは、岡浄水場計装設備更新工事、水道施設耐震化事業、老朽管更新および水圧不足改善事業などです。