■一般質問
一般質問とは、生活に関わる市政全般のことについて、市に対して行う質問です。
◆総務関係
▽投票支援カードの導入について
駒牧容子議員:高齢によって字を書くことが難しくなっている方、字を読むことが苦手な方、極度に緊張する方等、障がいがある方にかかわらず、選挙に行くことが困難になっている方がたくさんいらっしゃいます。「投票支援カード」は投票に当たり、お手伝い(代筆や誘導、候補者名を読むなどの支援)が必要な方が、事前にこのカードを書いて投票所に持参し係員に渡すことで、スムーズに投票することができるものです。
朝霞市においても導入してはいかがでしょうか。
選挙管理委員会事務局長:投票支援カードについては、投票所でサポートを希望される方が受付に提示することで、必要な支援をスムーズに受けられるものであると認識しています。誰もが安心して投票できる環境整備の一つとして、市ホームページへの掲載および各投票所への備え付けという形で投票支援カードを導入したいと考えています。
選挙管理委員長:導入時期については、速やかに市ホームページに掲載できるよう、事務局の職員に指示したいと思います。また、各投票所への備え付けについては、次回行われる選挙から実施したいと考えています。
▽その他の質問項目
「住まいの終活ノート」の導入について/帯状疱疹ワクチン費用助成について/水害・災害における被災家屋認定調査の官民連携の推進
▽施設管理、文化・スポーツ振興公社について
大橋正好議員:市の重要施設、市民会館、体育館、武道館、斎場、公園等を管理運営するのが公社です。職員18名と臨時職員70名で運営した結果、約3億6,265万円の赤字です。また、基本財産で公債、社債等に投資しており、この銘柄選びも不明確です。公社がこの投資をすべきですか。評議員に取引銀行長が以前からいるがどうなのですか。評議員会も会を成さず、全く身内の集会です。重要施設を任せられますか。外部の意見、監査を入れ、もっと市民の理解を得るべきと思います。
市長公室長:基本財産は当初は定期預金で運用していましたが、平成17年4月のペイオフ全面解禁を受け、元本が1金融機関1,000万円までしか保証されず、また、定期預金も普通預金と利率の差がないため、元本が保証されている国債、地方債、事業債などを総合的に判断して購入していると伺っています。評議員には埼玉りそな銀行朝霞支店の支店長が入っていますが、金融分野の豊富な知識をお持ちですので、さまざまな知見、さまざまな角度からご意見をいただくため、就任を依頼していると伺っています。公社の体制、評議員会の進め方等は、機会を捉えて公社の職員等に確認したいと思います。
▽その他の質問項目
あさかの歴史/思い出ベンチ/教育での新聞の取り組み/融資問題について
▽耐乏生活、物価上昇と実質大増税について
田辺淳議員:21世紀に入って、東日本大震災・原発事故、新型コロナパンデミック、ウクライナ戦争、気候変動による洪水・山火事など、大きな災害が激発しています。かたや、今年日本は過去最高69.4兆円の税収(所得税21兆円、消費税23.4兆円、法人税14.6兆円)となりました。国家財政規模も114.4兆円(内国債費25.3兆円)と膨張の一途です。朝霞市の税収も同様に過去最高となりました。インボイスによる実質増税を控えた今、市として何か市民に還元する施策はありますか。
市長公室長:これまでも市民の負担を軽減するためにさまざまな支援策、また負担軽減策を実施してきました。今後も実施した支援、また負担軽減策の検証を各所管で行うとともに、社会経済の状況を注視しながら、また国や県の動向も踏まえながら必要な支援について考えていきたいと思っています。
▽その他の質問項目
権利擁護センターの展望/子どもの「遊び」の現状/「共育」の場としての学校/子ども図書館/プラごみ/ゼロカーボン/地下水保全等
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